◯月◯日、某海岸で二人の人影が確認された。
そう。この二人は入水自殺をしようとしているのだ。
先に進んでいるskngはもう既に足が水に浸かっている。
こうして話している間もskngはどんどん海に沈んでいっている。
目の前で消えてしまいそうな顔をしている彼を見ていると
何も、言えなかった。
srfもどんどん水に浸かっていく。
skngと並んで歩ける場所まで行くために。
いつの間にか、膝の辺りまで水に浸かっていた。
そこで、二人は走り出した。
その時のskngの顔は、今までのどの笑顔よりも笑っていた。
遂に、水がsrfの腰の所まで来た。
歩いていると、急に深い所に落ちてしまった。
まるで、散歩をしているような声色だった。
遂に、あと一歩でも進めば溺れるような場所に来た。
そこで、視界が暗転した。
段々、目が見えなくなってきた。
次に、耳が聞こえなくなってきた。
感覚が、段々消えていった。
そこで、意識が消えた。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!