第77話

誰もいない教室
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2022/07/02 10:21 更新
あなたside




帰りのSHRも終わって、教室に残る人も私だけになった。




みんな帰ったから教室に私だけ。




後残っているのはミナの荷物。




あなた「遅いな…。」




職員室に日誌を持っていくだけなはずなのに
ミナの帰りが遅い。




待ち合わせしてるわけじゃないんだけどね(笑)




そんなことを考えながらスマホに手を伸ばした。




写真フォルダの中には捨てようとして捨てられなかった
ミナとの写真がある。




決して写真の量は多いわけじゃないけど
カメラに向かって笑いかけるミナは最高にかわいい。




こんなミナの顔を知っているのは私だけでいい…。




なんて別れたくせにひどい独占欲だ。




そんなことを考えていると静かに教室のドアが開いた。




その人とパチッと目があった瞬間、胸がいっぱいになる。




ミナ「…。」




ミナは2人きりの状態が気まずいのか
下を向いて教室に荷物を取りに入ってきた。




いけっ…!いけあなた…!




心の中で自分にエールを送り終えると




あなた「ミナ。」




ミナに声をかけた。




ミナは肩をビクッと震わせて
不安そうな顔でこちらを振り返った。



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