今日はお仕事が終わるの遅くなっちゃって、
タクシーもないし
人も全然いないので
マネージャーさんと歩いて帰ることになりました。
カツカツ…
私の前でニコニコ笑う、____さんは
やはり、いつもの_____さんではないと思った。
何かおかしいと感じているのに、
怖くて怖くて
足がすくむ。
ビクッ
怖い、怖い…
今までないほどの恐怖心。
助けて…『うりさん』
そうだ、うりさんにLINE…
多分この人が最近よくテレビでやっている通り魔だ。
直感で分かる。
この人は何度も_
人を『殺してる』
顔はニコニコと笑っているのに、目が笑ってない。
グサッ🔪🟥
私のお腹から、自分のものと思えない
真っ赤な血が流れる。
痛い、痛い痛い…!
必死に傷口を抑えても
ドクドク…と血が流れる。
???さんは、悲しそうに微笑んだ。
ドサ…
<おい!あそこに倒れている人がいるぞ!!
寒い…
どんどん体温が下がっていく感じがする。
<おい、大丈夫か!!
<血が出てる…!
<誰か救急車!
駄目だ…
まだ死ねない…のに
じゃぱぱさんとのあさん、
あとゆあんくんとえとちゃん、
皆に幸せになってねって
今までありがとうってまだ言えてない。
大好きなうりさんとの約束も破っちゃうなぁ…ッ
明日のデートも、これからのことも、
今までの感謝とか、伝えられてない…よ…泣
ピーポーピーポー…🚑
近づいてくる、救急車の音が聞こえた。
そんな『気』がした。
<お嬢ちゃん!気を確かに!!
<この子って…るなちゃんじゃない!?大女優の!
私には、もう何も聞こえない_。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!