第13話

リクエスト 体調不良ネタ
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2025/11/24 03:03 更新
全キャラの反応?を順番に載っけます!

少々ぎゅうぎゅうに書いております!

今回は冠氷サンと磴サンです!
ー冠氷尋ー

視界に広がったのは知らない天井。
あなた
(……どこ)
ふかふかのベッドの上で首を傾げる。


起き上がろうとしたが、くらっと熱がやってきてボスっと元の位置に戻った。
あなた
(あ、風邪引いてたんだった)
それを思い出すと、じわじわと記憶がよみがえってきた。


朝から風邪を引いてて、冠氷さんの呼び出しがあって、内心舌打ちしながらフロストハイム来て、寮長室に入って……。

そこから記憶がない。

てことは、そこら辺で倒れたのかな。


ん?ここフロストハイム?しかも寮長室じゃない?


鼻腔をくすぐるタバコの匂いや、視界に入っている装飾品からそう予想する。
あなた
(……もしかして、私、冠氷さんの前で倒れた……?)
最悪の事を思い浮かべて、顔をさーっと青くする。
あなた
(うわー、それだったらどーしよ……。雷落とされる気がするよ…)
あなた
(ここで倒れるなってどやされるかも…)
この部屋にいるであろう、ここの主を思い浮かべ、思わず身震いする。


頭を抱えていると、コツコツと後ろから足音が聞こえてきた。
冠氷尋
おい
超低音お怒り声の冠氷さん。
あなた
ゴホッ…な、なんでしょうか…
あなた
(に、逃げられなかった‥…)
踏み出そうとしていた片足をこっそりと戻し、何を言われるのかとビクビクしながら次の言葉を待ち構える。
あなた
(…お、怒られ一一)
冠氷尋
…大丈夫か
予想外の言葉に目を瞬かせる。


顔は顰めてるけど、言葉に、なんだか心配の色が見えた気がしたのだ。
あなた
(え、怒らないの?心配してるの?)
色々な意味で、頭に?を浮かべる。
あなた
な、なんで……
冠氷尋
風邪引いてんだろ
あなた
え、いやその通りですけど……
あなた
……えっと、目も覚めたので、帰りますね……?
冠氷尋
ここで寝てろ
あなた
さ、さすがにそれは……
住んでいる場所(旧クレメンティア)にベットはあるし、全く歩けないというわけではない。

風邪程度でこんな高級なところで寝るなんて申し訳ない。


クラクラする頭で断ろうとするが一一
冠氷尋
倒れたらどうすんだ?
あなた
……
さっき倒れた身だから、返す言葉もなく言葉に詰まる。
あなた
……ありがとう、ございます…
寝転がっている状態で、首だけぺこりと下げる。


それに満足したのか、冠氷さんは元の位置に戻っていった。


放置するんかい、と思ったが枕元に水が置いてあって、そこは配慮してくれたんだな、と少し感心した。
あなた
(……意外と、優しいんだよなぁ…)
微妙に失礼なことを思って、私は微睡まどろみの中に意識を捨てた。
ー磴塔馬ー
あなた
(次で、犯人がわかる……!)
やっぱりあの人かな?それだったらトリックはどんなのだろう。


期待に胸を膨らませ、ワクワクしながら次のページをめくろうとすると一一
あなた
……お?
すっと、手中から本が消えた。
あなた
(え、どこいった?)
何をしているのです?
聞き覚えのある声に、ビクリと肩を揺らした。


ギギギ、と音が鳴るような動きで、そちらにゆぅっくりと顔を向ける。
あなた
こ、こんにちは磴さん……
磴塔馬
ええ、こんにちは
磴さんは私の読んでいた本を片手に、相変わらず底の読めない笑みを浮かべていた。


でも、今日はなんだか怒っている、というか心配してる雰囲気があるような…?


じっと観察していると、磴さんは大きなため息を吐いた。おい、人の顔見て吐くな。
磴塔馬
あなた……ご自分の体調がどんな状態かお分かりで?
あなた
(…え、なんで知ってるの)
心の中は大パニックだけど、にこ、と磴さんの真似をして笑顔を作る。
あなた
……元気いっぱいですよ〜……
嘘だ。さっきは本を集中して読んでいたからいいが、今は頭は痛いし体は熱いし(つまり風邪)で最悪な状態だ。
あなた
あのぉ……本を、返していただけませんかね…
磴塔馬
無理です。返したらまた読むでしょう?
当たり前じゃん。次で犯人が分かるんだから。


こっそり本を取ろうとすると、ひょい、と遠ざけられた。

背伸びをしようと立ち上がるが一一
あなた
…うお
ずっと座っていたからか、熱のせいなのかくらりと目眩がやってきて体が傾く。


転ぶ、と構えたが、ガシッと磴さんが体を受け止めてくれたおかげで回避できた。
あなた
あ、ありがとうございます……
立つことをあきらめ、椅子に座る。

磴さんはやれやれ、というように首を横に振った。
あなた
…てゆーか、なんで風邪のこと知ってるんですか…
痛む頭を押さえながら言う。
磴塔馬
歩ニくんとエラントくんから聞きました。
磴塔馬
体調が悪いから早退した、と聞いたのに、ここ、図書室にいるのはどういうことですか?
あなた
(二人の裏切り者!)
なんで言っちゃうかな〜…。せっかく読書してたのに…。
あなた
気になる本があって……あと、少しで終わるので、返してもらえますか…?
磴塔馬
…強制的に寝させることも可能ですが?
こわぁ…。それ永眠させる気じゃん…。


おっそろしい笑みの磴さんに思わず顔を引き攣らせる。
あなた
……モルトクランケン行ってきます…
磴塔馬
了解です
そう満足そうに笑顔を浮かべる磴さんの態度は酷く憎々しく感じた。


ちなみに、DA総合医療センターに強制連行されないのは私が暴れたことがあるからである。(沢山の薬に興奮した)←毒系大好き

モルトクランケンでは佑理くんにすっごく怒られたからもうやってない。
あなた
あのぉ…本は…
磴さんは笑みを深め、本を自分の背中にまわした。ふざけんな。

…今度絶対丑の刻参り(呪いの儀式)やってやる。
磴塔馬
途中までついていきます
あなた
ゲホッ、ゴホッ……だいじょぶです
モルトクランケンとフロストハイムって犬猿の仲じゃん。

やだよ、私の胃が痛くなる。
磴塔馬
途中まで、と言ったでしょう?
と、まるで私の心を読んだように言った。


なるほど、寮舎ギリギリということか。
あなた
…よろしくお願いします…?
磴塔馬
運んでいきましょうか?
あなた
結構です
作者
作者
ど、どうでしょうか…?

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