第7話

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2024/06/25 14:53





  〖 数時間後 〗





山田 太郎
  今日はありがとうございました!!  

あなた
  はいはい。みんな気をつけて帰ってね  

  みんなが帰った。
  そうして私と瞬平はみんなを見送ったあと…部屋に
戻って行った。





  【 部屋 】










千早 瞬平

あなた
  もう…話してくれないとわからないよ。 
なんで拗ねてるの

  部屋に戻ってから…私はベッドに座って本を読んで
いると急に後ろから抱きしめて黙りしていた。

千早 瞬平
  …話しすぎです。もっと俺にも…構って  
ください

あなた
  !んー…小説読み終わってからでいい?  

千早 瞬平
  いっいやです!!…  

  少しいじめてやろうと思ってそうと言えば…
顔をトマトのように赤くしていた。

あなた
  あっはは!!じょーだん 構ってあげる  

  私は小説を閉じて掛けていた眼鏡を外し…その諸々を
テーブルに置いた。





  〖 数分後 〗





  今の状況は…私は座っている瞬平の太ももに股がって…
瞬平は嬉しそうな顔をして私を抱きしめていた。
  本当にかわいい弟で仕方がない。





あなた
  苦しいよー…離れやしないんだからそんなに  
キツく抱きしめなくてもいいのに

千早 瞬平
  …もっと近くじゃないと姉さんといる気  
がしないんです。
千早 瞬平
  そんな俺は嫌いですか…?  

あなた
  んーん?  

  私がそう声を出せば…瞬平はぱぁっ、と顔が明るく
なった。
  ほんと可愛らしい。





あなた
  …それにしても瞬平は眼鏡外した方が  
かわいーと思うよ

  瞬平の掛けていた眼鏡を外して…私はにやにやと
口角を上げた。

千早 瞬平
  …かわいくないです  

  からかって拗ねたのか…瞬平は再び顔を真っ赤にして
目を逸らした。

あなた
  瞬平はほんと照れ屋だねぇ。 

  目を逸らす瞬平の頬に手を当てると…瞬平はまた私の
元に視線を戻した。

あなた
  キスする?  

千早 瞬平
  ~~~~~!!  

  赤い顔を更に赤くする弟。
  いじるのは楽しくて仕方がない。








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