____________そして運命の六月十八日。
現在進行形で米軍がこっちに来ている。
米軍は私たちのおはようですら言わしてくれ無いのかしら。
本当に疲れてたから私と恵理子は爆睡していた。
私は偶然に不幸中の幸いにも私はなんとか目がいいから米軍がこっちに向かってくる事を知って恵理子を無理やり起こして今はこの有様だ。
勿論、休んでる暇なんて無いしなんだったら私達は手ぶらなのだ。竹刀も無ければ鉄砲だって無い。だから出来ることは逃げる事だけだ。
手を繋いで走って逃げるものの、時々銃やガス弾を投げてきたりして冷や汗が止まらない。
…まだ防空壕の中ガス弾に投げられるよりかはまだマシだ。
逃げる事も、ひめゆり学徒隊の皆の顔を考えないで行動した訳じゃない。
でも私達は逃げた。生きたかった。
…あれからもう何時間か経ってるのかと言うくらい逃げた。
皆、どうか無事でいて欲しい…。
…何とか米軍を撒いた、逃げ切れた。でもまだ油断できないわね。
…あれ、さっきまで恵理子と一緒に走ってたのに何でこんなに足取りが重いんだろう。疲れたのかな。
私は恐る恐る振り向けば………
沢山銃を浴びてさっきとは違う血だらけになった恵理子だった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。