上司が取っていたと言うホテルは言葉では表せないほど綺麗で、部屋にある備品諸共とてつもなく高級品のようだった
私は異能力を使わない
でもそれには理由がある
それは____
皆にズルだ、卑怯だと言われたから
私だって欲しくてもらった力じゃない
私は兄さんがポートマフィアに行ったあとどういう経緯で殺連に行ったかは忘れたが殺連に入る前に違う殺し屋の仕事をしていた。
そこでズルだ、卑怯だと言われたのを覚えている
…なんてよく言われたのを覚えてる。そっから何故か分からないけど殺連に行った。
そこからはもうあんな風に言われたくなくて異能力を使うのを辞めた。
私はこれまで色んな人の異能力を見てきた。
治癒の異能、身体強化の異能、書いたものを具現化する異能、重力を操る異能、そして兄の異能力を無効化させる異能…など色々な異能力を見た
勿論これより多い数の異能を見てきた。
だから色々な異能力を使えた。
でもこれは人の異能、私がなんでこんなにも言われないといけないのだろう。
これは他の人の異能なのに
当たり前じゃんもうなんにも言われたくないんだから
そんな訳ないじゃないですか。異能力者も同じ人間なんですよ
何が卑怯なの?
自分の身を守れなかったその人が悪いじゃないですか
それは…言わないで欲しい。
そんなの自分が1番わかってる
もしそうだったら私は…私は…
どうなっちゃうのだろう。
居場所は無くなるだろう。でもそれ以外する事がなくてずっとそこに居座る。
そして前と同じに戻っちゃうのかも…
そんな事を想像するだけで怖い
皆に嫌われないように、皆にバレないように___












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。