先生 「こんにちは、よく来ましたね…えっと…」
先生 「倉木梨々花さんと、森下美琴さん…ですよね?」
あなた 「あ、学校では芸名ではなく、本名で過ごしたいと思っています」
先生 「そうなんですね。名前を教えて貰っても…?」
あなた 「えっと…」
冬華 「この子は宮あなたって言います。私は桜木冬華です」
最近、宮って聞くだけで過去のことが脳裏に現れる
それを察してくれたんだね…ありがとう
先生 「2人とも同じクラスにさせてもらいましたので、教室に案内します」
あなた 「やったね!同じクラスだって!」
冬華 「そうだね」
やっぱり過去のことをうじうじ引きずるなんて、みっともないと思ってる…けど
『あんたなんか…!あんたなんか…!生まれて来なければよかった!』
母親から言われたあの一言が今でも胸に…あの時の包丁でぶすっと刺されたような感覚に陥る
そんなことを考えていたら、先生が言った
先生 「ここがあなた達のクラス、1年5組です」
先生 「私は1年6組の担任です。よろしくね」
冬華 「よろしくお願いします」
あなた 「よろしくお願いします」
先生 「木村先生!転校生の方、来ましたよ」
木村先生と呼ばれた人が、こちらへ歩いてきた
20代の男の先生…怖そう
木村先生 「こんにちは!君たちが転校生さん?……っていうか、倉木梨々花と森下美琴!?」
あなた 「えっ、あっ、はい」
ちょっと待ってw雰囲気全然違うしww
木村先生 「あっ、俺は1年5組の担任、木村です!よろしくね!!」
冬華 「は…はい」
珍しく冬華がびっくりしてるwこれはレアだ!!
木村先生は私たちにこう言った
「みんなを驚かせたいから、俺が、入ってきてください!と言ったら、入ってきてくれるかな?」
あなた 「わかりました!」
生徒思いの、優しい先生だな…と思った
私たちは廊下で先生の声(クソデカボイス)を聞いていた
木村先生 「みんな〜!おはよう!!」
木村先生 「今日は転校生がなななんと!!2人も来ています!!」
みんな 「(☝︎ ˙-˙ )☝︎ふぅー!!」
木村先生 「それでは、入ってきてください!!」
冬華 「行くよあなた」
あなた 「うん!」
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1年5組…楽しめるといいな♡












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!