翔太side
俺は〇〇と付き合ってる。テレビの収録をきっかけに・・・
俺は〇〇を見たとき一目惚れした・・・
あの、透明感のあるきれいな肌、さらさらの髪の毛・・・
みんなと楽しそうに話している顔、優しい雰囲気、
そして笑っている顔・・・
好きにならないわけがない・・・
だからこそ、ライバルはいるんだ・・・
ライバルができる・・・しかも、俺の身近に・・・
俺は3ヶ月前に勇気を出して告白した・・・
答えは、
『いいよっ!わたしも翔太のことが好きですっ!』
あの言葉でライバルはいなくなったと思っていた・・・
勇気を出して告白したからこそ、返事をもらったから、大切にしなきゃいけない、
だから、俺は取られそうで怖かった・・・
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!