カンナ「美味しかったね!飲めてよかった!」
ソウマ『癖になりそうなんだけど……。』
カンナ「普段はそんなに吸っちゃダメ。」
カンナ「特別な日だけだよ。」
ソウマ『例えば?』
カンナ「んー、それでもハロウィンくらいだけど。」
カンナ「私11月30日に生まれたの。だから初めて。」
ソウマ『生まれたって……吸血鬼になったってことか?』
カンナ「そう。」
カンナ「……ソウマ、怪我してる?」
ソウマ『なんだよ急に……してねぇよ。』
カンナ「……Trick yet Treat.」
ソウマ『なんて言った?』
カンナ「Trick yet Treat !」
ソウマ『……お菓子いいから悪戯させろ……?』
首に痛みが走った。
カンナは俺の血を吸ってるのか……?
カンナ「んー、やっぱりソウマが1番美味しいね!」
Happy Halloween.
そしてTrick or Treat.
または、
Trick yet Treat.












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。