私には大好きな人がいる。
その人の名前は折原 千良。
私の通う大学の教師をしている。
とにかく面白いし、かっこいいし……女子人気が高い、そんな先生。
私はそんなに人に“恋”をしている────。
私は最近あった、テストの点数が悪すぎて、先生の担当である、理科の教室、理科室に来ている。
少し笑いながら、私の顔を凝視する折原先生。
笑ってるところも可愛いな…って。
ちょっと呆れながら、前髪を整える先生。
本当はここの問題は分かってるけど、先生に会う口実を作る為に来ている。
先生に気づかれたら大変だけどね。
私は適当に問題を指さして、分からないと適当に言っておく。
じろりと見つめられたけど、知らんぷりをしておいた。
先生はまた、ため息を1つ零し、
先生は真っ白な柑橘系の香りを放つ、白衣の裾をたくし上げ、気合いをいれた。
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私が顔をあげると先生と目が合う。
垂れ目で黒く、ほんのり茶色を帯びた瞳に吸い込まれそうになる。
…終わった。
ですをでふって……
お腹を抱えて大笑いしてる先生。
先生の高笑いだけが理科室に響いている。
私は急に恥ずかしくなり、大声を出す。
ちょっと笑いながら「ごめんごめん」と謝ってくる先生。
そういうところも可愛いんだよな〜。
また、、告白出来なかった。
諦めるしかないの、かな?
私は涙をぐっと堪え、返事を返す。
私はノートや教科書を全部手に持ち、理科室を出ようとすると
私は後ろを振り返り、先生を見ると、少し切なそうな顔をしてた。
あれ、聞こえてたんだ。
あんなにちっちゃくて、か細い声だったんだけどな。
私は大急ぎで理科室を出た。
______はずだった。
私の手首を掴み、理科室のドアに背中がくっつく。
先生の顔が目と鼻の先にある。
口は笑ってるけど、目は全く笑ってない。
多分、先生は怒ってる。
私は先生から目を逸らす
先生は私に視線を合わせてき、優しい声で言った。
︎︎
静かな部屋に私の震えた声だけが聞こえた。
生憎、先生の顔は前髪で見えなかった。
私は先生の質問に素早く答える。
先生は自分の恋愛経験を教えてくれた。
先生は前に彼女がいたけれど、自分の仕事ばかり優先してしまい、振られたんだそう。
勿体ないことしてるなぁって思った。
それから先生は恋愛を全くしなくなってしまったんだそう。
……私も振られるんだなってもう、分かった。
ごめんね、先生。
私は瞳から、堪えていた涙が溢れ出した。
久しぶりだった。こんなに真剣に恋したのは。
______私の瞳には先生しか映ってないんだって。
一瞬、何を言ってるのか分からなかった。
_____……俺、森田となら、もう1回……恋してみても、ええかもしれん。
私は涙で濡れた顔を上げ、先生と視線を絡ませる。
先生はにっこりと効果音がつくくらい、大きく優しく笑ってくれた。
ニヤリと私の方を向く、先生。
______千良って名前なんやけど?
私も頬を優しく両手で包み込み、キスができちゃうんじゃないかって言うくらい、顔を近づけられた。
せんせ……千良さんはちょっと不機嫌そうな顔をしながらも、まあ、今回は今くらいでええよ、っと言ってもらえた。
私は言われた通り、目を閉じた。
すると、唇に優しい温もりが伝わった。
Fin.
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合計文字数:2256字
無駄に長ったらしい((((殴












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。