何故か、言葉が出なかった。
散々悩んで、考えて。
答えはとうに決まっているはずなのに。
1年前のあの日からずっと悩んでいた。
何が正解?どうしたらいいの?
僕が本当にやりたいことは____
グループでの活動を休止して、一人の時間が増えて、やっと向き合えた、自分の本音。
もう、迷わない。
これが僕の決めた道だから。
騎士Aとして、4人での会議で。
本当に自分はここにいていいのか。
よく、考えるようになった。
会議の内容でも、何度か話に出ていたこと。
もう俺は、どうなったってしたがない。
騎士Aでいたい。そんな気持ちはずっとある。
だけど、俺がこのまま騎士Aにいるのは。
そんなこともずっと考えてきた。
残った3人も、俺の事をすぐに切らなかった。
3年前の時点で、きっとラストチャンスだったんだ。
自分に決着をつけよう。
このままじゃ変われない。
何も、変わらない。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。