──事務所──
色んなことが起こりすぎてなんかプチパニックになってる
レオナのフィギュア買ったことは買って後悔だからよし
ファンの子に体育の時に話しかけられたのもまぁ大丈夫
だけど冬弥くんにお姫様抱っこされたのは私が死にそう
いや初めとかじゃないけどさ
あんな軽々しく推しにお姫様抱っこなんてやばい
きっとファンの子達を悲しませる
そう考えるとかなり罪悪感が残る
ちあが冬弥くんの話題なんて珍しいな
なんかあったのかな?
推しと連絡……
交換はしてるけど連絡していいわけがない
ファンとアイドルなんて繋がっていい世界じゃない
すとぷりのころんさんみたく同業者としての立場じゃない
それに冬弥くんは国民的アイドルで忙しいし
よく分からない
けどちあからすごく念を押された
たしかにアイドルとアイドルの立場かもしれない
けど私はファンなんだよ!?
ころんさんとかとは違うし、近いけど私からしたら遠い
そんな気軽に連絡なんて絶対無理!!!!
たしかにことある仕草で惚れちゃいそうになる
けどさ、やっぱり周りのことを考えると私の気持ちに蓋をしないとって思う
立場を理解してる同業者だから迷惑は掛けたくないや
冬弥くんは国民的アイドルでリアコの子達もいる
そんな相手に私なんかが恋をしちゃいけない世界だから
同じファンを持つアイドルとして、1人のファンとしてね!








![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)



編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。