あなたside
集会
今日はタケミッチが集会に来るらしい
ふふっ楽しみだな
そう思っていると何やら階段のほうが騒がしいことに気が付いた
あれ?みっちゃん?
階段まで行くとボコボコになったタケミッチがいた
「え〜っとこの状況なに?エマ」
「えっとねなんかいろいろあってタケミッチが彼女にボコられた」
うわ〜… バカだ
「えっとあなたさんですよね?」
「うん!そうだよ〜」
びびった急に話しかるのやめてよ
「あの武道君からよくお話聞いていて」
なにそれ
「それで仲良くしたいな〜…って」
え?なにそれ超かわいい
「もちろんだよ!よろしくね〜後、タメでいいよ」
この後連絡先を交換してひなちゃんは帰っていった
そろそろ時間だから戻ると…
あれ?みっちゃん?
「でしゃばんなボケ!」
…あらかっこいい♡
ま、いいや助け舟を出してあげよう
「パーちゃん!それは清正のせいだからタケミッチを責めないでよ〜」
「チッ」
……え?No.3に対する態度?
その後なんかいろいろあって集会が始まった
私はいつもの定位置である万次郎の近くに座った。
「日和ってるやついる!?いね〜よな〜!?」
ふふっ私万次郎のこういうとこ好きなんだよね
集会が終わりみんなが帰りだした
「あ、タケミッチ〜ちょっといい?」
「あ、ハイなんですか?あなたさん」
「うん単刀直入に聞くね?
君中学生じゃないでしょ?」
その後タケミッチから全部聞いた
未来のこと
……そっか私死んだんだ
「わかったタケミッチ私も協力する」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。