玄関の方で声が聴こえたと思えば
すぐにドタドタと足音が聴こえた。
葛葉さんが手も洗わずに食べようとして
叶さんにどつかれていた。
2人はやけに疲れているように見える。
遠くまで行ったのだろうか。
私が言うと少し笑って客の方へ向かっていった。
叶さんは何を考えているのか分からないけど
たまに感情が漏れ出ている。
私に何か隠しているようだ。
4人は共通の知り合い…というか
同級生のように話していた。
きっと、たくさんの思い出があるのだろう。
私には知る由もない。
とんでもないことを言う叶さんに目を丸くすると
少し笑われた。
と言ってもエデンサーバーに接続するのは
容易だった。
情報もあちらこちらに散らばってるし
流石の治安だとは思う。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!