学生らしき中から
随分耳馴染みのある声が聞こえた
久しぶりに聞いた
実の姉の声
パシンッ
私が言い終わる前に
鈍い音が路地裏内に響き渡り
私とお姉ちゃん以外の3人は
唖然とした様子で立っていた
私だって…私だって頑張って来たのに
でも、私はそれを言えないし、言いたくない
だから私は黙るしかなかった
大事な仲間もできて、
力もついて、
人の役に立っている。
今まで私のことを
叩くなんて一度もなかったのに…
私はお姉ちゃんが何を
しているのか知らなかった時から
呪霊を倒す術を知っただけ
少し努力しただけ















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。