第6話

美 術 室 。
1,060
2019/05/05 00:08
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R side




















放課後

HRが終わり 、 ゾロゾロと帰っていく 。



そんな中 、 キミは一人静かに教室を後にし美術室へと入る 。






メンバーは居るものの活動しているのはキミたった一人 。





キミは倉庫から沢山の用具を持ってきて準備する 。

用意が終われば何時もの定位置に座り 、 外を眺めながら絵を描く 。







その視線の先には彼奴が居て 、

キミは毎日眺めてる 。







それは日が暮れても一緒で 、

たまに寝ちゃう事だってあったよね ?









何でそこまでするの ?


その理由は 、









勇太
ごめん 、 遅くなった











彼奴を待ってるからでしょ ?









彼奴はドアから顔を出して手招きする 。

それに気付いたキミは嬉しそうに顔がにやける 。




片付けをするとキミは何時も焦ってつまづいちゃう 。

それを受け止める彼奴 。



お互いの顔は後数センチ 。




キミは顔を赤くしながら 、 強請る 。



彼奴は待ってましたかのように口角を上げ 、 口付けをする 。












その光景 、 何度も見すぎて飽きちゃったよ 。


でも 、 人を変えればいいよね ?





今度は俺が彼奴の代わりになってあげるよ 。

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