第7話

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2025/03/06 16:50 更新
長め注意







































昔、あたしには仲のいい友達がいたんだ































その子はとっても優しい子でね、いつも元気を貰ってた






























あたしの異変にもすぐに気づけて、その時その時で相談に乗ってもらってたんだ

































…あの子がいた頃、悪夢を見たって言っていたから、その悪夢を食べてみたの


























その悪夢は恐怖で満ち溢れていて、言葉に出来ないほどだった
























全ての負の感情が混ざり合うような感じでさ、それがすごく大きい悪夢だったから、思わずむせちゃった

































何とか誤魔化したけど、あの子はきっと何かを抱えてるんだなと思った。
































…助けてあげたかった













































でも、途中で急に忙しくなっちゃって、彼女と一緒に居られなくなってきてたんだ



































だから、仕事が落ち着いたら話そうってずっと言って、仕事に行ってたの







































もしかしたら、それが彼女からしたら突き放してると思ってたのかも


































仕事が落ち着いて、やっとあの子に会えると思って、あの子が居る教室に行ったの































……そうしたら、あの子の机には花が置いてあって、聞いた話はマンションのベランダから落ちて死んだって言っていたんだ















































____何でもっと早く、聞いてあげようって
              思わなかったんだろう……っ



































    




 























夢見月瑞希
夢見月瑞希
………あたし、今でも後悔してるんだ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
きっとあの子にとってあたしは…
夢見月瑞希
夢見月瑞希
一番目の友達
夢見月瑞希
夢見月瑞希
一番仲が良かった友達
夢見月瑞希
夢見月瑞希
だったから























夢見月瑞希
夢見月瑞希
_____さぁ、聞いてみて
 




夢見月瑞希
夢見月瑞希
知ってる範囲で、君の知らないあの子を教えてあげるから
夢見月瑞希
夢見月瑞希
あたしを訪ねてきたのはそれでしょ?










放浪者
放浪者
……君と話していた時のあなたは、どんな様子だったんだい?


夢見月瑞希
夢見月瑞希
そうだね………
夢見月瑞希
夢見月瑞希
とにかく優しくて、元気だったかな
夢見月瑞希
夢見月瑞希
どんな時も、あの子は皆に元気をくれる
夢見月瑞希
夢見月瑞希
そんな子だったよ


放浪者
放浪者
…………もし僕が………あなたが死んだ真実を知っていたら…どうする?


夢見月瑞希
夢見月瑞希
……………………………
夢見月瑞希
夢見月瑞希
そう、だね…
夢見月瑞希
夢見月瑞希
あたしも悪かったんだ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
もしあの時もっと話を聞いてあげられたら
夢見月瑞希
夢見月瑞希
もしあの時、ちゃんと言えていたら
夢見月瑞希
夢見月瑞希
そんな後悔は…山のように出てくる
夢見月瑞希
夢見月瑞希
だから真実がどうであれ、少しはあたしのせいなんだ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
だけど、あたしは君が悪い人に見えないから
夢見月瑞希
夢見月瑞希
信じてるよ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
君がもし犯人だったとしても
夢見月瑞希
夢見月瑞希
きっと動機があるはずなんだ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
だから…ちゃんとその真実を、あたしは受け止めるよ



放浪者
放浪者
…………君はあなたに似ているね


夢見月瑞希
夢見月瑞希
そう?
夢見月瑞希
夢見月瑞希
ふふ、褒め言葉として受け取っておくね


放浪者
放浪者
他にあなたの親しい友人は知ってる?


夢見月瑞希
夢見月瑞希
うーん……そうだね…
夢見月瑞希
夢見月瑞希
なら、あの子の2番目の友人に聞くといいよ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
あの子の事を知りたいのなら……ね
夢見月瑞希
夢見月瑞希
けど変わっている子だから、そこは配慮してあげて



 


夢見月瑞希
夢見月瑞希
そうだ、何故君はあの子について知りたがるの?
夢見月瑞希
夢見月瑞希
君はあの子と一緒に住んでいたんでしょ?







放浪者
放浪者
…………………………
放浪者
放浪者
…何故あなたがあんなふうになったのか知りたいんだ
放浪者
放浪者
本当は純粋無垢で優しい奴だったはずなのに
放浪者
放浪者
どうしてそれが崩されたのかを






夢見月瑞希
夢見月瑞希
…思い込み過ぎて辛くなったら、あたしの所へ来るんだぞ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
考え過ぎるのはあまり良くない場合もあるからさ
夢見月瑞希
夢見月瑞希
……………君が……幽霊を見えるようになったらいいのにね



































































君が辛くなった時、どうか思い悩まないで吐き出して欲しい










































それは相手の時も同じ


























































思い悩んでいる人がいたら、ちゃんと話を聞いてあげて















































こんな事になったら、もう取り返しがつかないから






































人間は簡単に死ねちゃうんだから
























































吐き出せなくて溜まったその悪夢に、どうか暖かい光が差し込む幸せな夢に変わるよう、願ってる


































































































______君は……こんなふうに後悔したく無いでしょ?

















































































そういえば、貴方あなたの部屋に1輪の花が咲いていましたよ





































何でしたっけ………










































あぁそうだ!

























































______彼岸花だった!


























































今日の夜は一段と冷たい夜のようだ。







































でも安心して





















































君には私がついてるから






























































ほら、今日もきっと、冷たい夜を乗り越えられる











































































________おやすみ、放浪者!































彼岸花の花言葉は………………へへ☆(?)

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