side ur
いってきます、
俺は心の中でつぶやいて外に出た
相変わらず日本の夏は気温がおかしいくらいに暑くて、
太陽が俺に直接日を当ててくるみたいに…
そう考えながら自転車を出そうと準備すると、
朝からずっと日向で太陽を浴びてた自転車のサドルは
信じられないくらい暑くて、さらに汗が出てくる、
ジメジメとした気温の中自転車を漕いで学校まで行かないといけない。
新手の鬼畜ゲーかよ…
なるわけがないことをテキトーに言って、
俺は自転車を押していった、。
side no
僕が自転車を漕いでいると、よく見覚えのある
茶髪の男の子がみえたから、咄嗟にうりりんと判断して
声に出すとびっくりした様な感じでこっちを見てくる、
僕は自転車から降りて走ってうりりんの所へ向かう、…
けど、
その時視界が一瞬だけぐるってなって、
ガシャンッッ、!!
突然のことで何が起こったかよく分かんなかった、…
転んだんだろうけど…
転んでうつ伏せになっていた体制を起こして
地面にあぐらをかいた
自転車になんかあった、?
倒れた自転車をよく見てもパンクはしてないはずだし、チェーンもちゃんとついてる、
なんでだろうと思った時、
近くに僕の千切れた靴紐らしきものが落ちてた。
自分の手のひらを見て、ついていた小石や砂をはらった
そして、かすり傷と判断した、
そう言いながら立とうとすると、
ドサッ、
靴紐が千切れた方の右足が無性に痛い…
でも、最初からわかってた、…
転んで、起き上がった時からジンジン痛んでたから、…
そう言いながらうりりんは「ごめん」とだけ言って、
僕の靴下を脱がして足を確認してくる
チラッと見てみたけど、目で見ると本当に痛そうなのが自分でも分かる、。
こんな時でも出てくるのは食べ物のこと、
そう言って僕を道路の端っこに座らせた、そのまま僕の自転車を持ってどこかに行ってしまった、
道路の端っこに座っている…。
今結構シュールだな、
そう思ってるとうりりんが帰ってきた
でも僕の自転車はなくて、代わりにハンカチを持ってた
短時間で色々考えてるんだなーって感心してると、
僕は言われるがまま、右足を出して濡らしたから
ひんやりしてるハンカチを足首に巻いてもらった、
うりりんはそう言ってそっぽむく、
感謝してもツンとした返事が返ってきて、少し悲しい気もするけど…
自転車の後ろの方を指さして言う、
軽い冗談を挟みながら、少しおちょくってみる
僕はそう言って肩を借りながら自転車の後ろに乗る
僕はうりりんに腕を回して落ちない様に捕まった、
自転車はぐんぐんと進んでいって、ジメジメとした気温だけど、前から来る風で足首に巻いたハンカチと僕を冷やしてくれる。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。