第2話

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2025/07/12 12:33 更新












両親は 私が5歳の時

母方の祖父が3代目を務める会社の競合会社との

争いに巻き込まれた末

恨まれ殺された


私は祖父に引き取られて育てられた

…育てられては、無いか

祖父の執事 かおるさんに育てられた




そして 今日はかおるさんの お通夜





(なまえ)
あなた
 もっと暖かい時期だったら  
良かったのにね、かおるさん

親戚「あなたちゃんが引き取られた時に
もう80歳だったから、よく長生きしたわよ」
親戚「あの事件からもう10年も経つのね…」


関係者「作間さんには事件の時
本当にお世話になりました」

関係者「作間さんにご尽力して頂かなければ
会社はどうなっていたことか」





みんな悲しげな雰囲気はありつつも

どこか温かい気持ちになっていた

だけど…


茉莉香
茉莉香
あなたーっ!
(なまえ)
あなた
 びっくりした まりちゃんか、
茉莉香
茉莉香
そういう感じなんだね 
(なまえ)
あなた
そういう感じって、どういう感じ?
茉莉香
茉莉香
 んー、悲しんだ方がいいから
悲しそうな顔してるけど
茉莉香
茉莉香
 心から悲しめないって顔
(なまえ)
あなた
 …まりちゃんには一生敵わないね、笑

瀬戸茉莉香

私の母の姉の娘 私のいとこで

今は祖父の会社の総務部で働いている


(なまえ)
あなた
 今日のお葬式のお花 
黄色いお花が多いでしょ
茉莉香
茉莉香
そうだね すごく綺麗
(なまえ)
あなた
 かおるさん 黄色が好きなんだって
(なまえ)
あなた
 10年ほぼ毎日一緒にいたのに 
好きな色なんて知らなかったし
(なまえ)
あなた
 トランペットできることも
誕生日も結婚記念日も
(なまえ)
あなた
私は何も知らない
茉莉香
茉莉香
 後悔してるの? 何も知らないこと  
(なまえ)
あなた
分からない けど これは
良くないことなんだと思う
茉莉香
茉莉香
 そっか、





椎奈
椎奈
 おばあちゃんっ!!!!
なんでよ、!!!なんでっっ!!泣

耳を刺すような叫び声が聞こえた

茉莉香
茉莉香
 あの子はどなた? 
(なまえ)
あなた
 多分、かおるさんの孫
茉莉香
茉莉香
 中学生くらいかな?
椎奈
椎奈
 …っ、!!!貴女ですかっ!?!?泣
(なまえ)
あなた
 え、っと…?
椎奈
椎奈
もっと一緒にいたかったのに…!!
椎奈
椎奈
 私とおばあちゃんの時間返してっ!!!泣
(なまえ)
あなた
椎奈
椎奈
 貴女さえ、っいなければっ…

こう言われたってきっと仕方のないことを

私はかおるさんにさせていたんだろう

きっと、きっと私が全部奪って、


作間
作間
  椎奈やめろ
椎奈
椎奈
 なんでっ、止めんの  
作間
作間
 あなた様に当たるなよ
作間
作間
 あなた様もずっとそばに居た人を亡くして
辛いんだから
椎奈だけが辛くて苦しい訳じゃない
椎奈
椎奈
 …っ、泣 
作間
作間
 あなた様 妹の御無礼大変失礼致しました 
(なまえ)
あなた
 いえ、
(なまえ)
あなた
 あなたもかおるさんの孫? 
作間
作間
 作間龍斗と申します 
(なまえ)
あなた
 作間さん、
(なまえ)
あなた
 お二人共 本当にごめんなさい  
茉莉香
茉莉香
 あなた?
(なまえ)
あなた
 私さえいなければ と思うのは 
当然のことでしょう
(なまえ)
あなた
 本当ならあなた方だけのお祖母様なんです  
(なまえ)
あなた
 それを私が奪っていたことは
償いきれないものです
(なまえ)
あなた
 この様な謝罪しか出来ないこと
申し訳なく思います
作間
作間
 あなたさま それ以上はおやめ下さい
作間
作間
 お願いです そんなこと思わないで  
(なまえ)
あなた
 でもっ、
作間
作間
 ばあちゃんは、!あなたの事が
大事だったから心配だったから
作間
作間
 だから、お願い 自分を卑下すんな 
(なまえ)
あなた
 わかった、
作間
作間
 椎奈も、これ以上言うなら
父さんと母さんに言うから
椎奈
椎奈
 …それは、やだ
作間
作間
 なら、行くぞ 
椎奈
椎奈
 はい、
作間
作間
 あなたさま失礼します



茉莉香
茉莉香
あなた、帰ろうか
(なまえ)
あなた
 …うん 

















おじいさま
 あなた、茉莉香 もう帰るのか
茉莉香
茉莉香
 おじいさま こんにちは
茉莉香
茉莉香
 あなたが少し気分が悪くて
なので送り届けてきます
おじいさま
 そうか、 あなた明日の10時
本邸に来なさい 新しい執事が来る
(なまえ)
あなた
 はい、
おじいさま
 気をつけて帰りなさい。
茉莉香
茉莉香
 はい さようなら  


私は 祖父が嫌いだ

私の親を奪った原因だから






















   次の日 昨日の寒さとはうってかわり陽のある日だった




メイドさん「こちらでお待ちです」
(なまえ)
あなた
 あなたです 失礼します
おじいさま
 入れ 
おじいさま
 紹介する 新しい執事の方だ
作間
作間
 作間龍斗と申します 
  この日から
私と 私の執事との生活が始まった





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