どうも佐久間でやんす。あなたの彼氏になりたくて·····。
好き好き大作戦アピールしようかと。
昇降口で見かけたから呼んだら·····
凄い勢いで走り出した。去年はAクラス。頭がいいクラスにいたからSクラスに来たのは嫌だったのかな。
雪城には、中等部2年生の修学旅行、高等部1年の短期留学両方とも同じ時期同じ日数同じホテル。
だから心配しなくてもふっかとは寝れる。
だけど、中等部のフロアと高等部のフロアは行き来不能·····。
こうなったら·····。Sクラスの特権使うっきゃないよね?
照と、ふっかが、あなたを匿ってるなんて知らずに俺は教室まで探しに行った。
結局居ないんだけど?!
てか今日も可愛い!うん。ふっかの妹に見えないほど可愛い。はぁ可愛すぎー!
やっぱりお兄ちゃんと一緒に居たんじゃん!
バレないように·····そっと、そっと·····
抱きつく前に、セコムされました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。