布団にくるまる私。
の隣で肘枕をつきながらこちらをじっと見つめて微笑むジェヒョンさん。
お風呂上がりだから、いつもは綺麗にセットしてある髪の毛も前の方に垂れて、なんだか大学生みたい。パーカーを来てるせいもあるから、いつものスーツ姿と違って、かなりラフに見える。
いやいや寝れたもんじゃない。
ジェヒョンさん曰く、「寝てる間になんかあったら困るからね。」と。
「なんかあったら」より「なんかしでかしたら」の方を心配しているのだろう。
とんだ問題児扱いですこと、、。
だぁーーだめだだめだ!
あなたは布団をむんずと掴むとごろんと反対側を向いた。
知らない知らない!
何も考えずに寝るんだ!
といいつつ活発になった交感神経はどうも沈まない。
後ろにジェヒョンさんが寝てるということを考えただけで心拍数は上昇、血管は拡大。超活性化状態って感じだ。
うーーーんと一生懸命目を瞑っていると、後ろからジェヒョンさんがぐっと寄ってきてベッドが沈む。
とジェヒョンさんが耳元でそう言うから、さらに寝れないよ!!寝かす気あるのか!!
なんて思っていたら、ふっとまぶたの上をジェヒョンさんの手がなぞってきた。
そのまま髪を毛並みにそってゆっくりと撫でられる。
途端にぶわっとまぶたが重くなった。
声が遠くなるような、体の芯が暖かくなる感じ。
と、頭の上にジェヒョンさんの顎がこつんとのってきた。そのままぎゅっと抱きしめられると、なんだか本当に魔法にかかったみたいに眠い。
お母さんの腕の中みたいな安心感で、意識が遠のく。
あぁ、私一体何日まともに寝てないっけ。
そりゃあこんな眠くなるよな
それが夢の中なのか現実だったのか分からないけど、ジェヒョンさんのその言葉を皮切りに、私の意識は遠のいた














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。