あなたの下の名前 side
ため息をつきながらすちくんのことを
思っているとなんだか人影が見えた
みたことがあるような無いような、不思議な感じ
でもその方は少し先に進んできた
一目で分かった、すちくんだって
緑のすいか頭、相変わらずかっこいい顔
やっぱり貴方は変わって無いんだね
もう、私なんてどうでも良くて ‥
他の女子と付き合ってるのかな、
もしかしたら彼女さんがいるかも知れない
と咄嗟に思い、そっぽを向いた
変な人だと思われたくなくて、
なんであんなに会いたい会いたいって
思ってたのに、
なぜだろう、今は ‥
会うのが怖くなってしまったのは __ 。
つい気になってしまい
すちくんの方を見てみると
咄嗟に走りだしてどこかへ行ってしまった
あぁ、やっぱり振った私を想う人なんて
いないよね ‥ 期待してた自分が憎い
会うのが怖くなって、咄嗟に逃げてしまった
なんて俺は最低な人間なんだろう
相手の心の傷を抉って ‥
ほんとだめだなぁ ‥
大好きな貴方へ心から謝りたい
ごめんねって












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!