ざーざー降る雨が周りの音をかき消している。
こんな土砂降りになるなんて聞いてないよー、、、
『どうしよう』って恭平に助けを求める。
背の高い恭平を見上げると、彼は優しい目で言った。
えええッ、、、、!
なぜか2人で話進めちゃって、エミは急いで戻ろうとしてるし。
呼び止めようとしても、「ばいばーい」と手を振られ呆気なく去ってしまった
ぼーっとしてたら、恭平が声をかけてきた。
こうやって2人で帰るのは中学生以来かもしれない
特別意識することなく、なんだか懐かしい気持ちで恭平に駆け寄り、横に並んだ。
昇降口に近づき傘を開こうとすると、
すぐ前の柱にもたれかかってる人がいた
じっと見なくても誰かすぐにわかった。
、、、まさか、謙杜くんがいるなんて
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!