あのお二人さんは 、僕を警戒してるみたいや … ひどいなぁ 、僕の繊細で綺麗なハートが壊れてしまうやんか。ま 、別にええか。
二人共腕っぷしが強い訳ではあらへんみたいやし 、話しかけてみるとしよか。逃げ足は僕速いし。
↷ 男女二人組
そう言うと 、二人は此方へと視線をようやく向けたみたいや。 … なんや 、さっさと声かければ良かったんやな。
すると 、青緑色の髪した女の子が 、軽薄な笑みを浮かべた。妙に 、いや … 胡散臭い笑顔やなぁ。嘘つきの顔しとるし。まぁ … 適当に言っただけやけど。
“ 許しておくれよ ”と言う女の子は 、くすくすと笑い軽くお辞儀をした。その後 、選別するかの様な目で此方を見やり 、一瞬だけ冷たい視線が僕を貫いたのは 、言うまでも無い事や。
… 嘘やな。僕は霊を信じるつもりはあらへんし 、この先信じるつもりも同様に無い。やっぱり嘘つきの不審者 … とまではいかなくても 、怪しい女の子には変わらへん。
女の子は胸に手を当てて 、くすりと笑った。
“ 自己紹介がまだだったね ”と良い 、自信に溢れた笑みを此方へと返した。
… 帽子どうやって脱いでるんやろ。ピンがついてて 、髪と一緒に固定するが定番は気がするんやけど … 。なんて 、退屈で考えてまう。
… 超高校級の 、シスター。此処に超高校級が居た事も驚いてるんやけど 、シスターにしては … 服装が軽い言うたら良いんかな。そんで 、その情報が合ってるかも分からへん。
そしたら 、やる事は一つに決まっとるやろ。
… ハッタリって相場が決まっとる。此れでシスターでは無いと言ったら 、相手は嘘つきな訳や。そんで 、シスターと言ったら。僕はそんなに情報を持っているわけではあらへんし 、僕は見破る術なんて持ってないんや。シスターなんや 、へぇ。なんて 、言うしか無い。
… 答えは 、否。その言動からして 、シスターでは無いのは明らかやな。“ すまなかったね ”と本日二回目の 、本心からは言ってへん様な謝罪が返ってきた。やる気が無い言うたら良いんかな 、よう分からへんわ。
素敵っていう理由も分からへんし … やばい奴なんちゃう ? 女の子。
… 詐欺師だったんか。僕は周りに興味あらへんし 、他の超高校級も知らない人ばっかやけど … “ 明方学園 ”は犯罪者まで超高校級認定するんか。
ま … 才能が有ればなんでもええんだろうけどな。
… 今は 、状況を把握する事が重要や。たとえ犯罪者だろうが 、それは変わらへん。 … あんまし 、関わりたくあらへんけど。
ま 、とりあえず何か聞いてみる事にしよか。そう思い 、相手の目を見やった。
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文字数の癖に進行が遅い。
次回は相棒判明回です 、お楽しみに。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。