今日のことを日記につけようかと思います。
今日は彼が俺のことを認めてくれた1日でした。
嫉妬してくれた1日でした。
幸せでした。
でもクラスメイトに彼女の有無を聞かれました。
分かっているでしょうに、俺が彼を好きなのを。
おっと、違う違う。
絶縁、しないとダメですよね、
お互いのためです。
みんなは俺を
「 異性愛者 」
としての幸せを願っている。
まぁ、別に俺は同性愛者でもないんだが。
彼だから好きなのだが。
みんなは彼を
「 異性愛者 」
としての幸せを願っている。
……多分、俺がねじ曲げたんだよなぁ。
小学生からの幼馴染で。
なによりも話しやすくて
大好きだった。
そのときは友達として、だった。
でも気がついてしまった。
俺は、この感情に。
小5のいつの日にか、
彼は寝ていた。
可愛かった。
無防備だった。
襲いたくなった。
自分が怖かった。
気持ち悪かった。
…恐ろしかった。
分からなかった。
明くる日、
俺は正直に気持ちを打ち明けた。
確か
「 好きなんだよ 」
って。
彼も
「 ?俺も好きだよ 」
って返したんだ。
違う。
違う。
違う。
俺は、恋人とするようなことをしてみたかった。
手繋いだり、デートしてみたり
キスしたり、それを越えた先とか。
でも言わなかった。
だって、離れて行ったら悲しいから。
いやだから。
さみしいから。
……気持ち悪いですよね。
最低ですよね。
読んでるんでしょ。
君は。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!