数十分後。
なぜか手持ちに大量のポーションを隠し持っていたおんりーによるゾンビ戦法が効果を発揮し、
なんとかあのモヤを倒すことができた。
詳細は省くが、攻撃のパターンとか変わってきて結構苦戦した。広範囲薙ぎ払い攻撃とか聞いてないって……
あっという間に日常会話に戻るおんりーとMEN。切り替えの鬼、恐るべし。
僕は自身の心臓の位置に手を当てて、鼓動の音を確認した。
生きてる。僕も、みんなも………誰も、死ななかった。
その喜びを噛み締めながら、僕はぐっと伸びをする。
緊張状態にあったからか、体はすごく硬くなっていた。
それはそれとして。
ボス戦 (のようなもの) の後に衝撃の告白。
嘘、見た目は完全に人間じゃん……
確かにおんりーは、僕らがハートギリギリになるような攻撃を受けても平然と戦い続ける時が何度もあった。
傷もいつの間にか治ってるから不思議には思ってたけど、そういうことだったのか………
そう納得したところで、さっきのMENの発言が引っかかる。
“ドズさん達の”?
おっと、これはもしや……
館への帰路を辿っている最中のことだった。
5人で他愛ない話をしていたのだが、一区切りついたところでぼんさんが切り出したのだ。
‥………確かに。ありそう。
肩に乗ったままの雪だるまくんと同時に同じ方向へ、こてっと首を傾げる。
ネザー、か。確か……ネザーゲート経由したら、ほぼ別世界みたいな場所に飛ぶんだっけ?
ぼんさんの心からの叫びに、そっと同意する。
ちょっと行ってみたいよね。怖いもの見たさというか何というか。どんなところなんだろうな〜。
この場を丸く収めてくれたMENに、自然と視線が集まる。
てっきり元々人間だったのが、バグか何かでこの姿に変わってしまったのかと思っていた。
他人事のように呑気に笑っているあたり、あまり自身の正体については細かく考えてないようだ。
本人が気にしていないなら、と僕は深く考えるのをやめた。
僕らと同じ、外側の人間ですし。と小声で付け加える。
あまりに小さくボソッとした呟きだったので、ぼんさん以外には聞こえなかったようだった。
アンケート
番外編について
番外編も書け、今すぐに(本編の合間合間に番外編)
52%
はやく本編進めろ、番外編はその後(完結後に番外編)
37%
番外編はええわ、それより本編(そもそも書かない)
11%
投票数: 27票
追記
みなさん、見るの早すぎやしません??
寝て起きて電車で開いたらもう投票数2桁行ってたんですが…()
流石にもう締め切るのは早すぎるんで、期限は今日から1週間にします
その間に書き溜めしなきゃ……←













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。