第5話

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2024/03/11 07:26 更新
_現代
水 木
…って、感じで俺はあなたと出会ったんだ
鬼 太 郎
へえ…
あなた
…盛りすぎじゃない?私の事美化しすぎだよ
水木はお出かけに行ったゲゲ郎と岩子さん(何故か水木に私を襲わないようにと散々釘を刺してから出て行った。何故。)の留守番をする鬼太郎に、私と出会った時の話をしていた。

なぜこんな話をする事になったかは覚えていない。



……というか、此奴はいつでも私の話をしているような……??
水 木
盛りすぎな訳ないだろ、あの日俺は本当にそう思ったんだ
あなた
えぇ……
水 木
…勿論今も天使みたいに綺麗だぞ、あなた
あなた
っ……
私に心酔するような、信仰するようなその瞳に、思わず「そ、それで、」と私は話題を変えた。


此奴はよく、こういう目をするのだ。
あなた
その後も教えて欲しいな
鬼 太 郎
僕も聞きたいです、水木さん
水 木
ん?嗚呼、その後は色々あってな……





あなた
……何度言わせるつもり?無事に戻るから
ゲ ゲ 郎
じゃが……!!
あなたは『 自分が狂骨の依代になる 』と言って聞かなかった。
あなた
私はちゃんと戻るよ。約束する
水 木
…本当なんだな
ゲ ゲ 郎
水木…!?
水 木
ゲゲ郎、信じてやろうぜ。大事な人だろ
『 あなたの言う事を信じない方があり得ない 』と言葉が出かかるが、喉元でぐっと抑える。
あなた
ね?信じてゲゲ郎
ゲ ゲ 郎
…約束じゃ。絶対に戻って来い
あなた
うん
そう言って、あなたと俺達は別れた。



次に再開した時に、あなたは___
水 木
!!
ゲ ゲ 郎
っ…!!あなた!!!!
あなた
……誰、ですか
ゲ ゲ 郎
な…っ!!
水 木
っ………!!
記憶を、失っていた。

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