俺はリビングに向かった
ドアを開けようとしたとき、声が聞こえた
"は?"
俺はその言葉に耳を疑った
"本"…?
意味が分からない
あなたの下の名前さんと、るなが探しているもの…?
てか…るなが早起きだ!?
あー…もう…
考えてても分かんねぇや
よし、とつろ()
ガッチャ
るな、うるs((キャラーーー!
朝からハイテンション~
隣で叫ばれたので耳を押せてあなたの下の名前が言った
ナイス!ツッコミ
さぁさぁ!どうやって誤魔化しましょうか!
天才的な私でも分からんわ
そこまで考えてなかったです…
うぅ…
どうしましょう…
首をかしげ困ったように話した
ため息をした
るなが拗ねた
ショボンと声が小さくなった
るな、復活☆
あなたの下の名前は大きく頷きながら
1名、意気込んでいた
他人事のように言った
あなたの下の名前さんはパソコンを閉じ
二人で椅子から立ち上がる
俺は思いきって声を掛けた
あなたの下の名前さんが振り替える
目を見開いて驚く
あなたの下の名前さんは顎に手を当て考えるような仕草をし
こう、答えた
俺を試していたのか
何かを企んでいたように手を広げ笑った
1つ深呼吸
下を向き、目をゆっくりと閉じる
そして、
しっかりと顔をあげ目を開け、俺を見つめる
"知りたい"ただそれだけ
探求心だ
知らないものなんて、見つけ出せるわけないし
〝秘密だよ〟と言うように口に人差し指を当て
クルりと回る
ピョンと跳ね、あなたの下の名前さんと俺の間に
るなが入って元気に言った
あなたの下の名前さん、まじで驚いてる
ちょっと、怒ってる?w
子供のように笑って自慢(?)する
あなたの下の名前さんは…呆れていた
俺は腹を抱えて笑った
あまりにも雰囲気と違いすぎたから
るなは"なんのこと?"みたいな顔wをしている
ま、るなのお陰で雰囲気が明るくなって
良かったのかもな
ここまで読んでくれてありがとう!
またね~
あ!私、4月から無期限活動休止するから~
これが休止最後かな?
また会えるといいね!
ばいば~い
1700文字!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。