第2話

ガニメデVSバチカル
3
2026/01/19 08:48 更新
闘技場の砂塵が舞う中、鉄の匂いと血の予感が充満していた。
ガニメデは静かに両手を広げ、背中の多連装銃架がカチャリと音を立てる。
教会銃を右手に、左腰には永劫遮断の刻印が刻まれた黒い短剣。
その瞳はすでに戦場ではなく、ただ一点――イオの姿を追っていた。
対するバチカルは、すでに上半身の胸当てを投げ捨てていた。
白い瞳がギラつき、握り拳の紋章が刻まれた肉体は、まるで大理石の彫像のように血管が浮き上がっている。

「余計な言葉はいらねェ……!」

バチカルが一気に距離を詰める。地面を抉るような蹴りで砂を爆ぜさせ、瞬時に間合いを潰した。
ガニメデは動かない。いや、動く必要がない。

「永劫遮断――面会禁止」

瞬間、周囲の空間が歪み、バチカルの拳がガニメデの目前10センチで完全に停止した。
まるで透明な壁に阻まれたかのように。

「……っ!?」

バチカルが舌打ちし、即座に体を捻って回し蹴りを放つ。
だがそれもまた、同じ距離でピタリと止まる。
空気を切り裂く音だけが虚しく響いた。

「無駄だ」

ガニメデは静かに呟き、教会銃を構える。
銃口から淡い青白い光が漏れ、聖刻弾が装填される音が響く。
バチカルは笑った。
歯を剥き出しにした、野獣のような笑み。

「壁ごとぶち抜くまでだァァァ!!」

次の瞬間、バチカルの全身が膨張するように筋肉が膨れ上がり、両腕を交差させて全力で突進。
拳と肘、膝、肩――あらゆる打撃部位を同時に叩き込む乱撃の嵐。
ガニメデの永劫遮断が、初めて肉眼で見えるほどにひび割れ始めた。
青白い障壁が蜘蛛の巣のように砕け、悲鳴のような金属音を上げながら剥がれ落ちていく。

「――ッ!!」

ガニメデが初めて後退した。
同時に多連装銃を一斉射。
十二門の銃口から放たれた弾丸が、まるで銀の暴雨のようにバチカルを襲う。
バチカルは動かない。
ただ両腕を交差させ、歯を食いしばって耐える。
弾丸が肉に食い込み、血飛沫が上がる。
それでも止まらない。
一歩、また一歩。
血を撒き散らしながら、圧倒的な意志だけで距離を詰めてくる。

「力こそ……真理だァァァァ!!」

最後の障壁が砕け散った瞬間、バチカルの右拳がガニメデの腹に深々とめり込んだ。

ゴッッッ!!

ガニメデの身体が大きく仰け反り、口から血が噴き出す。
それでも倒れない。
教会銃の銃口を、バチカルのこめかみにピタリと押し付ける。

「…………お前は、確かに強い」

静かな声。

「だが――」

次の瞬間、教会銃から放たれた聖刻弾が至近距離で炸裂。
バチカルの頭部が横に大きく吹き飛び、大量の血と脳漿が砂に叩きつけられる。

「……イオ様の護衛は、私がやる」

ガニメデは膝をつきながらも、ゆっくりと立ち上がる。
血まみれの顔で、闘技場の反対側――部屋の方を見やった。
────────────────────────────
一方、豪奢な部屋の中。

「はぁ……んっ♡ あっ、んふぅ……!」

イオの甘い喘ぎが、部屋中に響き渡っている。
ガーレブの大きな両手が、イオの豊満な胸を鷲掴みにしていた。
柔らかく、しかし確かな重みのある巨乳が、指の間から溢れ、形を変える。

「すげェ……重てェな……!」

ガーレブは興奮した声で笑いながら、さらに強く揉みしだく。
指先が乳首を摘み、転がし、引っ張る。

「ひゃうっ! んぁっ、んんぅぅ~っ♡ ガ、ガーレブぅ……激しっ……!」

イオの頬は真っ赤に染まり、瞳は潤んでいる。
普段自分で揉み癖がついているはずの胸が、今は全く違う力と熱で弄ばれている。
ガーレブはイオの顎を掴み、無理やり顔を上げさせると、荒々しく唇を奪った。
何度も何度も角度を変え、舌を絡ませ、唾液を啜るように貪る。
イオはされるがままに口を開き、甘い吐息を漏らす。

「ん……ふぁ……ちゅっ、んむぅ……♡」

キスが途切れるたびに、糸を引く唾液。
ガーレブは満足げに笑い、再び胸に手を戻す。

「見ろよ、イオ。お前の護衛はもうボロボロだぜ?」

窓の向こう、闘技場ではガニメデが膝をついているのが見える。
イオはそれをぼんやりと見つめながら、ガーレブに胸を揉まれ、乳首を抓まれ、身体を震わせる。

「あっ……んぅっ、はぁ……ガニメデ……っ♡」

喘ぎ混じりの声で名前を呼ぶ。

「でも……今は……あんっ! んふぅぅ~っ♡ ガーレブの……手、気持ちいぃ……!」

ガーレブはさらに低く笑う。
勝利の雄叫びのような、野太い声。

「そうだ。今日は僕が全部奪ってやる」

そう言って、再びイオの唇を奪いながら、両手で巨乳を強く、深く、貪るように揉み続けた。
部屋の中は、イオの甘く切ない喘ぎ声と、肉が揉まれる淫靡な音だけが、いつまでも響き続けていた――。

プリ小説オーディオドラマ