第3話

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2022/07/25 16:44
















今、何故か推しとそのマネージャーさんに荷物を持って頂いております…。














何故かというと














数分前














マネージャー
マネージャー
このバス停まで行って、この番号のバスに乗るとここに着くから……
スングァン
スングァン
あとはバス停からこの道を真っ直ぐ歩けば着くね!
私
なるほど!ありがとうございます…!
スングァン
スングァン
ヒョン、これだけで罪を償えたと思ってる?
マネージャー
マネージャー
えっ
私
えっ
スングァン
スングァン
えっ
マネージャー
マネージャー
お、思ってないぞ…?
スングァン
スングァン
だよね!
スングァン
スングァン
じゃあバス停まで荷物持ってあげよっか、ヒョン?
私
ええ…!
私
重いので大丈夫ですよ!
スングァン
スングァン
重いからこそですよ〜
マネージャー
マネージャー
うん、そうだな
マネージャー
マネージャー
それじゃあとりあえずバス停まで荷物運びますね

















そして今に至る……。















どうしよう、スングァンと一緒に歩けてるよ















プチデートじゃん?














withマネヒョンだけどさ…。



















なんてもんもんと考えてればすぐ着いてしまって














少し名残惜しいけど、幸せすぎるから早くお別れしなきゃと思った時だった













スングァン
スングァン
そういえば名前聞いてませんでしたね
マネージャー
マネージャー
おいおいナンパか?
私
へっ……?
スングァン
スングァン
またそのマヌケな声…笑
マネージャー
マネージャー
おい無視か?
スングァン
スングァン
あーもううるさいヒョン!
スングァン
スングァン
アイドルがナンパしちゃダメですか?!
マネージャー
マネージャー
ダメに決まってるだろ!
スングァン
スングァン
いいじゃん初めてなんだし…
マネージャー
マネージャー
良くないわ!
私
ふっ…
マネージャー
マネージャー
笑われてるぞスングァナ〜
スングァン
スングァン
なんで笑うんですか!
私
なんか可愛くて笑
スングァン
スングァン
アニ、ヒョンが…!
マネージャー
マネージャー
はいはい分かったからもう聞けば?
私
ふふっ
スングァン
スングァン
もうっ言われなくても聞くから!
スングァン
スングァン
それで、えっと、お名前なんですか…?
私
名前はあなたっていいます!
スングァン
スングァン
わぁ、かわいい…
マネージャー
マネージャー
あなたさん、すみませんうちのスングァニがうるさくて
私
大丈夫ですよ!笑
スングァン
スングァン
僕はブスングァンっていいます!
スングァン
スングァン
アイドルをしてて、このうるさい人は頼れるマネージャーさんです
マネージャー
マネージャー
頼れる…泣






























はい、あなたのことはよく存じ上げておりますよ、と心の中で返事をした












それと同時にバスが来て、夢みたいな時間が終わろうとしていた。





































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