とってもおもしろくて素敵な小説の宣伝をさせていただきます!
こちらです。
保科副隊長が格好良くて夢主ちゃんが可愛くてすごく好きな作品です!
宣伝させていただけるのが本当に光栄です。
ぜひ読んでみてくださいね!
では、短編へどうぞ。
付き合ってからのデートです!
「お疲れ、あなた」
訓練を終えたあなたに声を掛ける。
あしたは確か、僕と非番が被っていたはず。
「お疲れ様です、副隊長!」
「あした非番やろ?どっか出かけへんか?」
「ぜひ」
「10時に基地前な!」
「わかりました!」
あなたから快諾を得た僕はどんなスケジュールにしようか思考を巡らす。
この前は映画見て、カフェ行ったしなぁ。どないしよ。そういえばちょっと前にネットニュースで気になったとこあったな。
翌日10時。
基地の前で待っているとあなたが小走りでやってきた。
「お待たせしてすみません!」
「今来たばっかりやで」
「どこ行きますか?」
「ちょっと遠いねんけど表参道いこか」
「おしゃれな街!いいですね!」
きのう気になっていた店を調べてなんとか予約ができた。
立川駅から電車に乗り、表参道へ向かう。
「ちなみになんの用事があるんですか?」
「僕の用事やないで、あなたが喜ぶんやないかと思ってな」
「わぁ、ありがとです!」
訓練での悩みや食堂の新メニュー、カフカのドジ話をしていたらあっという間に表参道に着いた。
地下鉄の出口を出て、マップを確認する。
「んー、あっちやな」
歩き出そうとすると、後ろにいたはずのあなたがいない。慌てて周りを見渡すと人混みに流されていた。
「混んでるし、手、繋ごか」
「ありがとです……」
差し出された手を握って歩き出す。
これはもう完全に恋人やな。
誰がどう見たって恋人同士や。
ドキドキしているのを悟られないようにしながら目的地へと向かう。
「ここやな」
「えっ!ここって香水作れるお店ですよね!行ってみたかったところです!」
「なら良かった」
11時前。ちょうど予約した時間に着いたなと思いながら早速入店する。店内にはさまざまな瓶が並んでいた。
「いらっしゃいませ、気になる香りがございましたらお声がけくださいね」
「はい、ありがとです!……いっぱいあって悩みますね」
「好きなの作ってええんやで」
いろんな香りを試しているあなたは真剣な表情だ。たまにこれだ、という香りに巡り合った時は笑顔になる。見ていて楽しい。
小一時間ほど悩んで、思い描いていた香水が出来上がったらしい。会計を済まして店を出ると、礼を言われた。
「どんな香りにしたん?」
「宗四郎さんにプレゼントしたタシットと同じベースにして、少し甘さを足しました」
「ほぅ」
「宗四郎さん、毎日つけてくれてますよね……お揃いをつけるのは流石に恥ずかしいけど、若干違うので私も毎日つけてもいいですか!」
お揃いでも構わんけど。
そう思ったが、まぁ確かに恥ずかしいかと思い直して「もちろんつけてええで」と返す。
「ありがとです!」
「じゃあ、飯でも食べ行こか」
「はい!」
———翌日。
「ねぇ、あなた!もしかして副隊長と同じ香水つけてる?」
「え!違うよきこるん!似てる香りではあるけど……」
「ふーんそうなのね、言われてみると少し違うかしら?」
保科side
「保科、あなたに同じ香水渡したのか?」
「え?ちゃいますよ、あなたが似てる香りの香水作っただけです」
「そうか、てっきり保科が渡したのかと思って独占欲おばけだなと」
「おばけって単語が隊長から聞けるとは」
最後にもう1度リンク貼らせてください!
ぽんぽこ🍃🐾さんありがとうございます!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!