家に帰った私達は、リビングのソファーに座った
私の部屋に向かうさとみくんにそう言いながらソファーに寝転ぶ
伸びをしてリラックスしようと思っていると、さとみくんは何故かこちらにひょっこり顔を出した
さとみくんは私の返事を聞くと満足したのか、また「おやすみ」と言って部屋に向かって行ってしまった
正直ちょっと抵抗あるけど、さとみくんは私のためを思ってそう言ってくれてるんだろうし、ちゃんとベッドで寝よう
・・・・・・・
いろいろとしなきゃいけないことは終わらせて、後は寝るだけなんだけど…
やっぱり死神と言っても容姿は男の人だし、意識するのも仕方ない…よね?
現にさとみくんは今人間の高校生として過ごしてるわけだし…
って考えてても仕方ないし、寝よう
私は自分の部屋に行って、ゆっくり扉を開ける
暗闇の中で、さとみくんがすやすやと寝息を立てている音だけが聞こえた
私はさとみくんを起こさないようにゆっくりベッドに入る
さとみくんの言っていた通り、スペース的に二人で寝ても大丈夫だった
横を見ると、気持ち良さそうに寝ているさとみくんが暗闇でも少し見える
ていうか、ホントに顔立ちだけは良いよね、この人…
私はさとみくんに背を向けて横になる
…寝れない。全く眠気が差して来ない
今日はだいぶ身体が疲れてるはずなのに…
私は天井を向くために仰向けになる
まあ目を閉じていれば眠くなるだろう
そう思って目を閉じる
するとだんだん眠くなっていくので、このまま寝れる…と、思ったのに
さとみくんはこちらに身体をピタリと寄せて来る
さとみくんはこちらを向いて寝ているので、さとみくんが私の肩におでこをピッタリくっつけていた
ただでさえ一人用のベッドで距離が近かったのに、くっついちゃってるよ!
さとみくんは何故か異常に顔を近付けて来るけど、全く慣れないし…
ていうか、なんだかちょっと可愛いなって思ってしまった
…ってか












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。