第13話

十二話
227
2021/04/17 14:18 更新
家に帰った私達は、リビングのソファーに座った
あなた
疲れたあ
さとみ
俺も。てかもう寝るわ。おやすみ
あなた
おやすみ~
私の部屋に向かうさとみくんにそう言いながらソファーに寝転ぶ
伸びをしてリラックスしようと思っていると、さとみくんは何故かこちらにひょっこり顔を出した
さとみ
あなた、今日はちゃんと俺の隣で寝ろよ。
疲れてんだから
あなた
あ…うん
さとみくんは私の返事を聞くと満足したのか、また「おやすみ」と言って部屋に向かって行ってしまった
正直ちょっと抵抗あるけど、さとみくんは私のためを思ってそう言ってくれてるんだろうし、ちゃんとベッドで寝よう
・・・・・・・
いろいろとしなきゃいけないことは終わらせて、後は寝るだけなんだけど…

やっぱり死神と言っても容姿は男の人だし、意識するのも仕方ない…よね?
現にさとみくんは今人間の高校生として過ごしてるわけだし…

って考えてても仕方ないし、寝よう
私は自分の部屋に行って、ゆっくり扉を開ける
暗闇の中で、さとみくんがすやすやと寝息を立てている音だけが聞こえた

私はさとみくんを起こさないようにゆっくりベッドに入る
さとみくんの言っていた通り、スペース的に二人で寝ても大丈夫だった
横を見ると、気持ち良さそうに寝ているさとみくんが暗闇でも少し見える

ていうか、ホントに顔立ちだけは良いよね、この人…
あなた
(って私も寝ないと)
私はさとみくんに背を向けて横になる
…寝れない。全く眠気が差して来ない
今日はだいぶ身体が疲れてるはずなのに…

私は天井を向くために仰向けになる

まあ目を閉じていれば眠くなるだろう
そう思って目を閉じる

するとだんだん眠くなっていくので、このまま寝れる…と、思ったのに
さとみ
ん…
あなた
!?
さとみくんはこちらに身体をピタリと寄せて来る
さとみくんはこちらを向いて寝ているので、さとみくんが私の肩におでこをピッタリくっつけていた

ただでさえ一人用のベッドで距離が近かったのに、くっついちゃってるよ!

さとみくんは何故か異常に顔を近付けて来るけど、全く慣れないし…
ていうか、なんだかちょっと可愛いなって思ってしまった
…ってか











あなた
(私、寝れないんだけど…)

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