キーンコーンカーンコーン...
キーンコーンカーンコーン.....
チッ...チッ...チッ...チッ...
(あなた視点)
ん〜...
チッ...チッ...チッ...チッ
綺麗に片付けられた自室で、静かに時計の音が聞こえる。
パチッと目を覚まし時計を見て、
ベットから飛び起き、急いで学校の支度を始める。
玄関で誰も居ないリビングに向かって微笑み、
ドアを開け外に出て行く。
タッタッタッタ...
走っても1限に間に合うかどうか...
目覚ましかけたはずなのにッ、、!
タッタッタッタ...
苦手としている源輝先輩。
みんなから好かれている王子で、学園1のイケメン。
そして...家が私の学校の通り道で意外と近くにある...
普通の人なら朝から先輩を見られて嬉しいんだろうけど...
ちょっと苦手なんだよなー 源先輩...
5分っ?!
私の知ってる道だとあと15分もかかっちゃう...
源先輩とは行きたくないけど早く行きたい...
輝は優しく微笑みながらあなたを見つめる。
よし、この道通らないようにしよう...
輝に案内され、人も車も来ない少し細い道を歩く...
(回想)
流石モテ王子...
輝は微笑みながらあなたを見つめる。
そう言い手を振りながら校舎に入っていく。
...やっぱり苦手だ、
🌸。・:+°。テスト無理だった☆・:+°。🌸
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。