🐶side
雨が降っているのにはるあが帰ってこなくて心配になって、傘を手にはるあのもとにいくと、
雨に打たれながら大泣きしているはるあがいた。
持っている傘を放り投げてはるあのことを抱きしめる。
下心がないと言ったら嘘になるけど、、寒そうなはるあを温まるにはこれしかなかった。
“ふうまくんに、振られたっ、、”
そのことを聞いて少しでも喜んだ俺は最低だ。
でも、、それでも、嬉しかったんだ。
はるあが、狼人間なんかと付き合わなくて、、よかったと思ってしまう。
そんな声は、はるあの泣き声と雨の音にかき消されてしまった。
🎮side
雨が降って来た。
…まるで、俺の心を表してるように、、
はるあは泣いてるかな、、俺のせいで、
ただ、、だめなんだ、、狩人の子供だけは、ダメだ。
はるあのことは、すき、大好きなんだけど、、
俺の両親は、きっと、、、、











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!