第43話

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2026/02/22 13:20 更新









〈小川side〉





太志さんの泣き声を聞いてから
俺はすぐに戻る事にした。





他のふたりにはうまく言っておこう……





































病室に戻ると2人はかなり落ち着いたようで
あなたの身の回りの整理を少ししていた。








小川
太志さん、まだLINE長引いてたっぽいです
小川
まあ、もう少し待ちましょ
関田
そう、だな
……俺、ずっと思っとるんです。





突然、藍が口を開いた。








なんで、あなたが事故にあわないとあかんかったんやろって。
……酷いことを言うようで申し訳ないっすけど








日本代表が事故に遭うより一般人が事故に遭う方が、まだ、良かったんじゃないかって…
関田
っ!お前!
わかってます!
関田
っ、
どんな人でも命の重さは平等だって、。
わかってるけど、わかってる、けど
日本を背負う人がもしこれで死んだらどうするんですか、?
若くて才能があって未来がある選手を死なせることの重さと、
ただ何も考えずに社畜とかしている人が死ぬの重さとじゃ














違うんじゃないのかってッ……
思ってしまうんすよ……










































少し、藍の気持ちもわかるのだ。





そして、その考え方は人間の道徳心的に許されるものでは無いということも、わかっているのだろう。










非人道的、そういう思想に見えるのかもしれない。











でも、でも……












この辛さを受け入れるために、そうやって
どこかおかしいような考え方でもしていないと、
精神が持たない……












多分、関さんが黙っているのは俺と同じ理由だろう。








藍の言っていることもわかるが、倫理としては
許されないから。








共感できるというのは自分の一存にすぎないのだ。


































今の藍の話、あなたなら、どう言ってくれるの?





お前がいないとこういう時やっぱりダメだよ。
早く、帰っておいで。














あなた。











短編集作ったので!!

逆にリクエストください……



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