第11話

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2024/10/15 15:00 更新
ディノ
ディノ
…ちょっと待って



そう言ってディノさんは立ち去ろうとした私の手を引いた。


(なまえ)
あなた
え…?どうしたんですか…?
ディノ
ディノ
手、震えてるよ






そう言ってディノさんが掴んでいる私の手は確かにふるえていた。


無鉄砲に突き進んだはいいものの、さすがに男の人2人相手にするのはすごく怖かったみたい。


(なまえ)
あなた
あれ?ほんとだ、なんか情けないですね…笑
恥ずかしい…






こんな震えるほど自分が怖がってるなんて気づかなかった。しかもディノさんに見られちゃうなんて…


自分から言ったのに震えてるなんて情けなさすぎるよね…ディノさんになんて思われるかな…








ディノ
ディノ
情けなくなんてないよ
(なまえ)
あなた
え…?



そう言ってディノさんは私の手を引いて抱きしめるように優しく私を包み込んだ。





(なまえ)
あなた
え、ちょ、ディノさん…!?
ディノ
ディノ
怖かったよね、
(なまえ)
あなた
…!
ディノ
ディノ
よく頑張ったね
ディノ
ディノ
強くてかっこいいあなたさんとっても素敵です。
ディノ
ディノ
でも今は僕しかいないから、強がらなくて大丈夫だよ



私はディノさんの優しい言葉を聞いて緊張がとけて涙が止まらなくなってしまった。



(なまえ)
あなた
…ほんとは…とっても怖かった…!泣











私はそれからいっぱい泣いてしまった。



それでもディノさんは私が泣き止むまで優しく抱きしめて、頭を撫でてくれた。




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