⚠️秘密結社パロ、いつもより駄文で伝わりにくい
【基本設定】※絶対読まないと話わかんない
・まだリドラは立ち上げたばかり。この3人しかいない。
松丸→ボス。親がマフィアなので、そこそこ有名人。
わち→初期メン①。松丸の幼馴染。今は違う街に行き情報収集中。
うみすけ→初期メン②。元フリーの殺し屋だったが、松丸にスカウトされた。
〈um side〉
暑い。まだ5月だというのに。アジトの前は市場になっているため人が多く、そこで生じた熱気が悪さをしている。インナーも湿って不快だ。そんなちょっぴりマイナスな気分を晴らしたくて、市場の端にあり大半の人が見逃すような占いの店に入ってみた。
サーカスのテントのような店の幕をくぐると、店内は暗く、中心には老婆が座っていた。
、、、なんか胡散臭。
それを聞くと、占い師は本棚から一冊の古びた本を取り出した。
最悪、来て損した。
、、、そういえば、彼らの運勢も聞いておこうかな。
【アジトにて】
まあ確かに、打ち合わせドタキャンするのも相手方に申し訳ないし、一人で行ってくれたほうが都合がいいかあ、、。
なーんか心配だなぁ。今日の占いの結果良くなかったし。僕だけだけど。
夕方になったため打ち合わせを始め、松丸は途中で闇市へ出かけていった。その後打ち合わせは問題なく終わり、今は休憩しながらわちと電話をしているところだ。
その時、郵便が届いた。秘密結社のアジトとはいえ、さすがに外装は普通の建物だから、宅配も届くし、今みたいに郵便も届く。
何気なしに電話片手に手紙を開く。次の瞬間、僕は目を疑った。
「松丸は預かった。返してほしくば────」
わちがそんなことを言っていたような気がしたが、耳に入らなかった。
僕は無言で電話を切り、インカムのGPSを起動している間に自室へ急ぐ。最近は援護が多かったため使っていなかった愛用ナイフ2本を掴み取り、戻ってGPSを確認する。
良かった、起動できている。場所は、、ここから2km。
アジトを飛び出し、すぐ近くの脇道からスラム街へ抜け、全速力で走る。
夜風の吹くいい夜だが、今はどうでもいい。
護衛をつけなかった松丸にも松丸をさらった野郎共にも意見を押し切れなかった自分にも苛立ち、一層速度を上げた。
少し離れたところから様子をうかがう。建物自体は小さいので、人員不足なのだろう。門の前に見張りが二人。
物陰から飛び出て、一人の頭部に蹴りを入れ、怯んだ間にもう片方を仕留め、その流れで残った一人を狩る。
敷地内への侵入は簡単にできたが、どうも内部が慌ただしい。
気合を入れ直し、正面突破する。ドアを開けた先には5人。武器は持っているが、ほぼ丸腰だ。さっき感じた人員不足も合わせて考えれば、最近できた組織なことは容易に想像できる。そんな弱小なのに人の家に手出したのか、、、。まあうちも発足したばっかりだしナメられても仕方ないか。
向かってくるのを軽くあしらいながらそんな事を考える。とはいえ、躱しているだけでは埒が明かないので最近知り合いから仕入れた閃光弾を投げつけ、その間にできるだけ首を重点的に狙って、1、2、3人。向かってくるのには足払いをして背中にナイフ、頭に拳銃を一発。仲間が一瞬で倒されたことに動揺したのか知らないが、大声を上げて突進してきたので右に避けてもう一本のナイフで頸動脈。
動かなくなったのを確認してから、ナイフを抜き取り奥へ駆ける。
寄ってくる敵を一人残らず倒していき、数々の部屋を確認した結果、研究室と書かれた部屋にたどり着いた。きっと松丸もここにいるのだろう。
だが、ここでも正面突破するのは厳しい。どうせボス辺りのそこそこ強い人間が待機しているのだろう。
少し悩んで、さっき見つけたダクトから入ることにした。中には正面に一人。あれがボスだな。奥には縛られ、目を閉じている松丸。、、、あれ縛り方弱くね?
耳を傾け、ダクトの周辺に爆弾などが仕掛けられていないことを確かめてから、蓋をはずして降り立つ。
敵が鞘から剣を抜く。
僕もナイフを構える。
両者同じタイミングで走り出した。静かになった部屋の外とは裏腹に、金属のぶつかる音が響く。
どれくらいの時間が経っただろう、相手の剣が頬をかすった。追撃をしようと迫ってきたので、かわしざまにナイフを刺す。
これで終わりとばかりに向かってきたので、間合いに入る直前に地面を強く蹴って跳び上がり、回転をして落下する勢いに乗せ背中を斬った。
少し遠くにいる松丸に目をやる。
後日。
僕らは二人揃ってアジトに正座させられている。
ちなみに、この数か月後、また松丸がさらわれて今度はわちが激昂したのはまた別の話。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。