あなたside
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“1秒だって無駄にしたくないんだよ” と言って照れたように笑う彼は、甘くて甘すぎて.......
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しょおside
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本当は、こんなこと言うつもりじゃなかった。
彼女にも彼女なりの生活や家族があるし、俺1人のわがままを押し付けたくなかったから。
でも、たった半月だけど、離れて分かった。
それだけ離れるのも、苦しいくらいあなたのことが好きすぎるんだって。
そう言ってあなたは微笑んだけど、どこか儚げで消えてしまいそうだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!