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第22話

« 20 » 甘すぎる
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2020/05/03 06:42






あなたside
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あなた

っ、でもそれって.......

しょおくん
しょおくん
うん。前言った通りだから、
あっちの世界に行ったって
すぐに戻ってこられる。
しょおくん
しょおくん
けど、俺はやっぱりあなたと
ずっと一緒にいたい。






“1秒だって無駄にしたくないんだよ” と言って照れたように笑う彼は、甘くて甘すぎて.......









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しょおside
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

本当は、こんなこと言うつもりじゃなかった。




彼女にも彼女なりの生活や家族があるし、俺1人のわがままを押し付けたくなかったから。









でも、たった半月だけど、離れて分かった。





それだけ離れるのも、苦しいくらいあなたのことが好きすぎるんだって。




しょおくん
しょおくん
.......ね、どう思う?
あなた

私だってずっとしょおと
一緒にいたい、!

しょおくん
しょおくん
、ほんと?
あなた

っ、でも.......そんな訳には
いかないでしょ?

しょおくん
しょおくん
.......あぁ
あなた

.............

しょおくん
しょおくん
俺、父さんに聞いてみる。
しょおくん
しょおくん
俺も何とかして2つの世界を
もっと強く繋げられないか
城の書庫で調べてみるよ
あなた

うん。ありがとね、







そう言ってあなたは微笑んだけど、どこか儚げで消えてしまいそうだった。









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