僕は迷わずゆう君…お兄ちゃんに抱き着いた
ずっと…こうしたかったんや…
10年間会えなかった…ずっと、ずっと会いたかった…!
お兄ちゃん…!
もう…叶わないことかと思っていた
お兄ちゃんに会えるなんて…抱きしめられるなんて…
お兄ちゃんはもう…この世にいないんじゃないかって思う日もあった
でも、生きてるって信じ続けた…いつか会えるって信じ続けた…
諦めず…叶えれるって信じ続けた…
だから…お兄ちゃんと会えたのかも…
僕とお兄ちゃんは同じ病室で過ごすことになった
お医者さんが同じ部屋の方がいいと言ってくれて同じ病室にしてくれた
優しいなー
退院まであと1週間くらい、早く屋敷に戻りたいな
ほんまに…生きててくれてありがとう、お兄ちゃん




















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。