前の話
一覧へ
次の話

第1話

飛びたい鳥と飛べない鳥
27
2026/05/09 02:05 更新
弐十side


昔からずっと「空」が好きだった。
時間で姿を変えることができて
星や月なんかがある時もある
そんな自由で素敵な空を
飛んでみたい
子供のとき夢に見た事
今もずっと見てるんだよ、、?
今日も書かれるアンチコメント
「笑い方が気持ち悪い」
「声を聞きたくない」
「最強無敵連合にお前だけ要らない」
「つまんないわwww」





「死んだ方がいいよ」







配信者にアンチコメは付き物だ
その事を理解していた
だから
初めてアンチコメを見た時
驚きはしたけど
別に傷ついたり、その事について考えたりすることはなかった
ずっとそうだった
けど理解していたからここ駄目だったのかもしれない
「そんなことない」と信じる自分のことが少しずつわからなくなってきた
自分ってなんだっけ
そう思うと同時に苦しさが込み上げてくる
そのせいで
最近は上手く眠りにつけなくて体が重く感じる
手足見えない重りが付いているかのように
誰かが自分を離してくれないように
自分が進むことを許してくれないような
そんなような感覚。
そして
弐十
自由になりたい
弐十
鳥みたいに飛びたいな
そう思ってしまった
キルシュトルテside
思い返すと一瞬息の仕方を忘れてしまうような気がする、、あの時の出来事。
今にも雨が降りそうな曇り空
自分を揺らす風
目つきのせいで上級生に嫌われ
5人ぐらいの上級生に学校の屋上から落とされかけた
落ちろではなく飛べだった
一見いい意味に聞こえるような気もするけど
殺そうとしているのだから悪い意味だ
とっさに先生が駆けつけて助けてくれたから落とされることはなかったが
あの時はしばらく
人間不信になった
今は克服できたが
高所が苦手なのは変わらない
まぁ
高いところに行く機会なんて無いから
支障はでないが
弐十side
キルシュトルテ
あ、おまたせ
キルシュトルテと俺が今度開催するイベントに向けての打ち合わせが始まって早くも2週間
ほぼ毎日の作業に疲れ
今日は久々に飲みに行くことになったのだ。
弐十
ううん。さっき来たばっかり!笑
キルシュトルテ
そう、ならいいや
キルシュトルテ
いつものとこでいい?
弐十
うん
キルシュトルテ
ねー
キルシュトルテ
弐十くん
何杯か飲んで
軽く酔ってきたところで
ふと
トルテさんが真剣な顔、声で俺を呼んだ
弐十
なに~?
キルシュトルテ
弐十くんさ
キルシュトルテ
何か隠してる事やるでしょ?
弐十
え?
キルシュトルテ
最近弐十くん、ずっと体調悪そうだよ?
キルシュトルテ
俺が呼んでも気づかないこと増えたし
キルシュトルテ
イベントがあったとしても
キルシュトルテ
休憩の時間とか終わらせる時間とか早かったり配慮してくれてるじゃん?
キルシュトルテ
それに弐十くん打ち合わせあるからってここ最近配信してないから
キルシュトルテ
そんな体調悪くなることあるかなって
弐十
えぇ?ね別に元気だよ
キルシュトルテ
ふ~ん
キルシュトルテ
、、、
キルシュトルテ
最近寝れてる?
弐十
ふぇ?
キルシュトルテ
図星か~( *¯ ꒳¯*)
弐十
まぁ寝れてないだけだし
弐十
特に何もないよ
キルシュトルテ
弐十
、、、
弐十
はぁ
弐十
本当に大丈夫だから!
弐十
気にしないでよ
キルシュトルテ
でも
弐十
明日も打ち合わせあるでしょ!
弐十
早く帰らないと
弐十
じゃあまたね!
自分でも何を思ったかはわからないが
とにかく早く話を終わらせ会計を済まし急ぎ足で店を出た
主さん
こんちくわ
主さん
はじめまして
主さん
主のるとりです
主さん
この話は「翼をください」という曲を少し参考にさせていただいておりますm(*_ _)m
主さん
私だけかもしれませんが、、あの曲自殺ソングのように聞こえるのですよ、、、
主さん
とりま
主さん
これからよろしくお願いします!
主さん
今回の話はもう少し続きます

プリ小説オーディオドラマ