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第1話

#1「女優は騙せない。」
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2026/01/26 14:15 更新
直感だった。彼は嘘をついている。
いつもと雰囲気が。言葉選びが。ラフさが。
どうしても気になった。
何故、彼はあの話題でだけ。
思わず、二人になった時聞いてしまった。
あなた
あのさ、月君。
こうやって月君に話しかけることは殆んど無かった。

互いの名前を忘れてても違和感はないくらいには。
月 .
あなたさん…だよね。どうしたの?
あなた
…違ったらゴメンね。
月君ってさ、キラだったりする?

私は、月君程頭がいいわけじゃないから。
今までの会話の中で直感以外の証拠は見つけられない。
だから、私は今君にこうやって聞く。

本当にそれだけで、それ以上でもそれ以下でもない。
月 .
…あなたさん、?何を言ってるの?
月 .
…いや、ほんとになんで…







あなた
違うから.
月 .
……ぇ?
あなた
月君達とキラの話する時、
月君だけ、いつもと雰囲気も、表情も。
あなた
全部、全部…違うよ。
月 .
僕がキラ…?そんなわけないじゃないか、笑

いや、これは、勘違いじゃない。
夜神月は、夜神月がキラなんだ。

今、証拠はなくとも。
この目で君がキラだって証拠を見つけるよ。
あなた
そっか。ならごめんね。
あなた
でもキラじゃなかったとて、キラと関わりがあること。
私は知ってるよ。
本当か嘘かなんて、月君にしか分からない。

少なくとも、自分がキラだったとしたらこの状況で白状するわけがない。
どうなるか分からないから。

「警察と関わりがあるかもしれない。」
「秘密を秘密にできないかもしれない。」

私と月君はあまり話さない。
そればっかりに、ペラペラ喋る訳にはいかない。
 
月 .
あなたさん…君って何者、?







あなた
人の演技は全部わかっちゃうタイプでさ。
まぁ、簡単に言ったらさ
あなた
只の、何処にでも居る様な演技を愛してやまない女優だよ。

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