第2話

シリウス家の少女とある偉人の試練
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2024/04/28 07:34
あれから数年。レイン君は魔法学校の内進学組に通う事が出来る年となった。
だが、レイン君自身固有魔法の練習や勉強はしているものの、入学することが出来るほどのお金がないのである。このままではレイン君だけでなくフィン君も入学できない。
親からの仕送りはあるものの、私が二人を引き取ったことを知らないため、生活費に使うので精いっぱいだ。
そこで私はある人のもとを訪れた



あなた
お初にお目にかかります、あなたの下の名前(カタカナ)・シリウスです
あなた
今回、このような場を設けていただき心から光栄です
あなた
ウォールバーグさん


ウォールバーグ・バイガン
ふぉふぉふぉ
ウォールバーグ・バイガン
そんなにかしこまらずに、気軽に話してみなさい
あなた
…ありがとうございます
あなた
実は、このイーストンに転入させたい子たちがいるのです
ウォールバーグ・バイガン
ほぉ?
あなた
ですが、今生活に手いっぱいで通学に必要なお金を準備することが出来ません
あなた
なので、校長であるあなた様ならどうにか援助していただけないかと思い、ここに来た次第です
ウォールバーグ・バイガン
なるほどのぉ…
ウォールバーグ・バイガン
それは、残念ながら厳しい事じゃのう…
あなた
…、
ウォールバーグ・バイガン
皆実力でこの学校に入学しておる。
ウォールバーグ・バイガン
それを、その子だけ特別扱いというわけにはいかない
あなた
…違います
あなた
あの子たちは絶対合格できるほどの実力を持ってます
ウォールバーグ・バイガン
根拠はあるのかね?
あなた
私が側で見てきました。二人の事はよくわかっている自信があります
あなた
信頼が出来る。背中だって預けられる。
あなた
それが根拠です
ウォールバーグ・バイガン
…そうか
ウォールバーグ・バイガン
…なら、ある程度の援助は私に任せなさい
あなた
…!
あなた
ありがとうございます!
ウォールバーグ・バイガン
じゃが!
ウォールバーグ・バイガン
お主にもそれ相応のことをしてもらう
ウォールバーグ・バイガン
それは想像以上に過酷で、わが身を滅ぼすことになるかもしれんのじゃ
ウォールバーグ・バイガン
自分をもってして誰かを助ける覚悟が、お主にあるか?
あなた
…まだ、わかりません
あなた
私なんて世間から見たらただの子どもガキだし、これがばれたらもしかしたら後ろ指だってさされるかもしれない
あなた
それが怖いです。とても
あなた
でも、二人のためには何でもするって決めたんです
あなた
だから、何でもやってやります
ウォールバーグ・バイガン
…よい心構えじゃ
そこから、私の生活は過酷なものとなっていった






レイン君は無事内進学に入ることができ、フィン君も一人で留守番できるくらいになった。
でもフィン君には出来るだけ側に入れるようにしている。
あなた
…じゃあフィン、私行ってくるけどすぐ帰ってくるから!
フィン・エイムズ
うん!あなたの下の名前(カタカナ)ちゃんも頑張ってね!
あなた
行ってきまーす!





あなた
(いつの間におねぇちゃんからあなたの下の名前(カタカナ)ちゃん呼びに…まいっか、可愛いし←)
あなた
えぇっと、…
あなた
…いた。




今回、討伐任務でドラゴン退治をすることに。

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