第2話

<赤黄:長編> 鈍感
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2025/06/24 13:02 更新
学パロ、1部のキャラ女体化注意

赤♂︎、黄♂︎…高校2年1組
赤♀︎、桃♀︎…高校2年3組

赤♀︎、水♀︎、桃♀︎、緑♀︎が名前だけ出てきます。(紫♀︎、黄♀︎は存在しないしでてきません。)

赤♀︎が誰かと付き合ってる表現が出てきます。

水♂︎、紫♂︎、桃♂︎、緑♂︎はこの世界には存在しますが出てきません。

メインは赤黄ってことだけ覚えて最後まで読めば大丈夫です。

※注意※

この小説はフィクションであり、全て主の妄想です。

sxxn様のnmmn小説になります。これらの単語に見覚えがない方はこの時点でブラウザバックしてください。



それでは、本文をお楽しみください。




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みことside

------教室------

学校終わりの放課後。今おれは、片思いしてるなっちゃんと2人きりでめちゃくちゃドキドキしてる。

しかも相談したいことがあると言われた。ここでサクッと華麗に解決して、なっちゃんを好きにさせたる…!

「なっちゃん?相談ってなんなん?」

「…みことに、恋愛相談したいんだけど…だめ?」

ガーン。おれの頭にそんな効果音がなる。漫画だったら間違いなくついとるんやろうな…

そんなくだらないことを考えないと泣きそうなくらいショックを受けた。

だめ?の言い方が可愛いのに内容はちっとも可愛くない。

返事、しないと。

「……なんでおれ?もっと恋愛経験豊富ないるませんせーとかのほうがええんやない?」

好きな人の恋愛事情なんて聞きたくないからそう返してしまったけど、恋愛相談にのったほうがなっちゃんと話せる時間が増えたかも。

「いるまは後々いじられそうでやなんだもん。」

「みことならいじってこなそうだし。それに、みこちゃんて少女漫画好きで結構読んでるじゃん?」

「読んどるけど…実際の参考になるとは限らんよ?」

「それでもいいから!頼む、みこと。お前にしか頼めないんだ」

「ぅおけ!任せて!」

「ありがとうみこと!やっぱみことに頼んでよかった!詳しくは明日話すから!またな、みこと」

「またね、なっちゃん」

------家------

家に帰り冷静になった。

ぅなんでおれは恋愛相談引き受けてるんや!

だってだって!しょうがないやん!あんな…

”お前にしか頼めない”なんて言われたら断れへんよ!反射的におけとか言っちゃうよ!

しかも引き受けたときのあの顔!ぱぁぁぁってなって!可愛かった!

しかも明日の約束もできて!明日も一緒に放課後が過ごせるなんて…!

…………

好きな人の恋愛事情を聞かなきゃいけないと思うと複雑やな…

ぅでも…どんな相手か聞いて!なっちゃんの好みに合わせよう!

少しでもなっちゃんの好きなタイプを聞き出すぞ…!

---次の日の放課後---

「ぅなっちゃん!相手はどんな人なん!?」

「なんでそんな前のめり…?そうだな…」

「優しくて、思いやりがあって、気遣いができて…」

ふんふん。

「ちょろくて、すぐ照れて、鈍感…かな?」

ふんふん。

なっちゃんは女の子が好きで有名やから…すっちー達ではないだろう。

優しい、思いやりがある、気遣いができる…これにあてはまるなっちゃんの知り合いの女の子は…

なつみちゃん、あめてゃちゃん、桃乃ちゃん、すちえちゃん…

この中でちょろい…?のは…

なつみちゃん。

鈍感もなつみちゃんに当てはまっとるし、なつみちゃんはすぐ照れそうやし…

「好きな人分かったでなっちゃん!」

「え!?まじ…!?」

「なつみちゃんやろ?」

「………」

なんか微妙そうな顔しとる。

図星で恥ずかしかったんかな…?

「みことは好きな人とかいんの?」

どどど…どうしよ。なっちゃんが好きな人なんて言えへんよな…

なに言えばいいんや…!?なっちゃんしか頭に浮かばへんねんけど…!

「ねーみこっちゃん、教えてよ…」

なんかなっちゃんの声近い…?

「ぅわぁ!?ちょっ…なっちゃん、近いって…//」

顔を上げたらなっちゃんの顔が目の前にあった。

「なんかすごい考えてたんだもん。誰のこと考えてんの?」

「なっちゃんのことに決まっとるやん…」

誰のこと考えてたなんていったらなっちゃんのこと好きなんばれちゃうから言えへんよ…

「っ…おま…//ほんと…?//」

ぅー…なんて言おう…好きな人…好きな人…

……………………

好きな人って言われてもなっちゃんしかでてこーへんな…あ、今なっちゃんと一緒にいるんやった。あれ…

「なっちゃん…?」

なっちゃんを見ると顔が真っ赤で手で口を隠してた。どうしたんやろう…

「俺のことはいいからっ//みことの好きな人教えろよ…」

「ぅなぁんで!おれの好きな人言ったってしょうがないやん…」

「俺のも言うから!」

「そのノリ言わんやつやろ!ぜったい、ぜったいなっちゃんには言わへんから!」

「じゃあその人の好きなところ教えて…?」

「ぅえーと…//」

そんな可愛く頼まれたら言っちゃうよ...!

「かっこいいところと…優しいところと…友達想いなところと…努力家なところと…あと意外と涙脆いところとかかな…でも、ぜんぶ好きやなぁ。」

ほぼ告白やない!?言いすぎたかも…

「…!」

「な、なっちゃん…?」

「好きな人分かったわ、教えてくれてありがとな」

「ぅえ!?//」

「俺も明日から頑張るわ!じゃあな、みこと!みことも頑張れよ!」

「ばいばい…」

明日からなつみちゃんにアピールするんやろうな…学校休みたくなってきた…

なっちゃんと両思いならいいのに…

はぁ…帰ろ。

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~ なつside ~

------家------

俺はみことが好きだ。だから、みことに恋愛相談の形でみことのタイプとか聞こうと思った。両思いだったらいいなと思って聞いてたけど…
でも、俺の片思いだったらしい。なんせ、みことはらんのことが好きだからだ。

かっこいいところ、優しいところと、友達想いなところ、努力家なところ、あと意外と涙脆いところ…全部らんに当てはまってる。気づいたときは泣きそうになって会話を早くきってしまった。

みことに俺の気持ちに気づいて欲しくて、みことに当てはまってること全部言ったのに…なんで気づかねぇんだよ…鈍感すぎんだろ…なつみはただの幼なじみだし。なんならなつみは彼女いるし。

とりあえずもっとみことを攻めないと無理そうだ。鈍感すぎる。

でも…もしかしたらみことの好きな人は俺だったりしねぇか…?みことが言った好きな人の特徴には当てはまらねぇけど…

『誰のこと考えてんの?』と聞いたら『なっちゃんのことに決まっとるやん…』って平然とした感じで返ってきたときはめっちゃびっくりした。無意識で言ってるんだろうな。本人は言ったこと気づいて無さそうだったし。

あの時は嬉しすぎてやばかった。

あんま期待したくねぇけど…あんなこと言うみことが悪いよな…?

なつみに相談してみるか…みことが俺のこと好きなら嫉妬するかもだしな。
なつみに教室来てもらおう…

なつみのL○NEは…っと

<おいなつみぃー?>

<なに?あたしあんたに構ってるほど暇じゃないんですけど>

<クレープあとで奢るから!>

<いや、あんたには借りがあるからいいわよ。で、どうしたの?>

<明日相談したいことがまたできたから教室来て欲しい>

<あ~、みこと君の話ね…wりょーかい。>

<まじ助かる!ありがとう!じゃ、また明日>

---次の日の学校の昼休み---

「おいひまなつ~?」

「あ、なつみ~?今行く!」

目輝かせて、とても嬉しそうに見えるような演技をして返事をする。

「えなんで目輝かせてんの?キモ…」

ちょなつみ口悪くね?これをツンデレと勘違いしたんかみことは…

まぁなつみよりみことの反応の方が大事だ。さて、みことは…

なんか呆然とみてる。よくわからん。

「とりあえず屋上付近の階段で話そうぜ」

なつみの手を引っ張っていく。

「はぁ!?ちょっとぉ!なんで手握ってんの…!彼女にばれたら怒られちゃう…」

俺は小声で言う。

「みことの反応見るため。」

「嫉妬ってこと?」

「嫉妬するか確かめてる。」

あ、なんかみこと手めっちゃ凝視してる。

「でも見てても分からんわ。」

「ま、あたしからしたらなんでもいいけど。彼女に怒られたらあんたのせいにするからね」

「りょーかい」

なんやかんや話してようやく階段に着く。

「んで?なにがあったの?」

「実は…」

昨日のあったことを全部話す。

みことに恋愛相談の形で情報を聞き出そうとしたら、俺がなつみを好きだと勘違いされてること。

みことの好きな人は特徴的にらんだったこと。

でも、誰のことを考えてるか聞いたら俺って返ってきたこと。

それらを全部話した。

「ふふっ…ww」

なぜかなつみはツボってるが。

「なんでツボってんの…」

「ひまなつが…あたしのことを…好き…ww…ありえなすぎる…ww」

「だよなぁ!?あいつ鈍感すぎんだろ…」

「鈍感はあんたが言えたことじゃないわよ…」

「は?俺?」

「だって、みこと君の好きな人ってあんたじゃないの?」

「え、どう考えたってらんだろ」

「あたしからしたらあんたも入るわよ」

「っでも…そんな自惚れてらんだったらどうすんだよ…」

「まー、期待したくないあんたっぽいけど…」

「そんなずっと悩んでなにもしないと、知らない人にみこと君盗られちゃうかもよ?」

「…!…そうだよな」

「うん、頑張って!結果報告はちゃんとしてよね」

こいつ良い性格してる。口は悪いけど、誰よりも友達想いで優しい。俺の周りはほんと恵まれたよな…。

「おん!ありがとう、頑張るわ」

「じゃ、またねー」

「またな、まじありがとう」

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みことside

---同じ日の学校の昼休み---

「おいひまなつ~?」

あ、なつみちゃんや。え、なっちゃんを呼んでるんやけど…

「あ、なつみ~?今行く!」

好きな人なつみちゃんが来たからかなっちゃんは目を輝かせて嬉しそうに向かっていく。

うわぁ、嬉しそうやな…もう、両思いなんやろか…

「えなんで目輝かせてんの?キモ…」

「とりあえず屋上付近の階段で話そうぜ」

なっちゃんはなつみちゃんの手を引っ張っていく。

……手を引っ張っていく?ぅえ!?なっちゃん手握っとる!?

「はぁ!?ちょっとぉ!なんで手握ってんの…~」

あ、もう行っちゃった。なつみちゃんも照れてたし…両思いやろ…こんなん…。

どうすれば良かったんやろ…これからなっちゃんとどう接そう…未練はなくなるんかな…とか考えていたらスマホが鳴る。

なっちゃんだったりせえへんかな…あ、でも今なっちゃんから連絡来たら付き合った報告やないか…?

<今日、大切な話をするから教室来て欲しい。>

っ…!た、大切な話って…。告白するってことやんな…。でも、なんでおれに…?あ、緊張するから見守ってほしいってことやろか。見たくないんやけど…断れないしな…

<おけ!頑張って!>

あー、おれは今日で片思いが終わるんや…長い片思い生活だったけど…なんやかんや、楽しかったな…。

---放課後---

「みんな帰ったっぽいな」

「そうやね、もうなつみちゃんは呼んだんよな?」

「…あれ、なんでなつみ?」

「…ぅえ?今日告白するから見守って欲しいって話やんな…?」

……………………………


「………確かに勘違いしてもおかしくない文章だわ…」

「…....................なっちゃん?」

「…みこと。」

「…は、はい。」

な、なんかなっちゃんに見つめられてる。恥ずかしい…//

「…みことのこと、ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」

……………おれの思考が停止する。

みことのこと、ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください…?みことのこと、みことのこと…

ぅおれの名前ってなんだっけ…?みこと…?

「…なっちゃん、みことって…」

「は?お前以外誰がいんの?」

お前以外誰がいんの…?って…

「ぅおれ!?」

「ずっとそう言ってんじゃん…//」

好きな人ってなつみちゃんじゃなかったんや…。勘違いしてただけやったんやな…

おれもなっちゃんに好きって言いたい。

「…ぅおれも!おれも…なっちゃんのこと、ずっと前から好きでした。」

「っまじで!?らんじゃなくて、ほんとに俺!?」

グッと顔を近づけてくるなっちゃん。可愛い。

「なんでらんらん…?おれの好きな人、なっちゃんやで…?」

「俺、お前の好きな人らんかと思ってたから…」

「おれやって、なっちゃんの好きな人なつみちゃんかと思ってた…」

……なっちゃんと目があう。そして、お互い笑い出す。

「ふはっ…どういうすれ違いだよ…ww」

「ふふ…っ笑ほんまやね、お互いに勘違いして…」

「どう考えてもみことの特徴だっただろーが。」

「ぅおれちょろくないし!すぐ照れへんよ!」

「ほんとに?」

そう言われてからずっと見つめられる。

「な、なっちゃん…?」

は、恥ずかしくなってきたけどここで照れたら負けな気がする!

「ねぇ、みこっちゃん。」

「うぇ?なに?」

「...愛してる♡」

「はえぇ…//」

「ほら、すぐ照れるじゃんw」

「ぅだってぇ…急に好きな人から愛してるなんて言われたら照れてまうよ…//」

「…なぁみこと、俺ら付き合ったってことでいいんだよな…?」

「そ、そうやけど…ってなんでなっちゃん泣いてんの!?」

「なんかぁ…付き合えたんだなと思えたら嬉しくて…俺らんのことが好きだと思ってたし…」

「涙脆いとかなっちゃんやん…なんで気づかんの!ほら今も泣いとるし…」

「みことだってなんでなつみなんだよ…なつみは彼女いるぞ…」

「えぇ!?知らんかってんけど!だれだれ!?」

「まー、いずれ分かるよ。みことってば鈍感なんだから…」

「それはなっちゃんもやろ!お互い様!」

そうやってずっと二人で話して、二人で笑い合う。

そんな幸せな時間をずっと過ごした。

今も、この先も、この幸せな時間は変わることはないだろう_____。


[END]

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おまけ

---放課後--- ------教室の廊下------

~ なつみside ~

あたしは彼女の桃乃とずっとひまなつ達を見ていた。

めっちゃ笑いあって幸せそう。

「…面倒事がなくなって良かったわ。クレープも奢ってもらえるし。」

「良かったねー、裏でずーっと心配してたもんね?」

「ちょっ!それ絶対本人に言わないでよ!言ったら別れるからね!」

「わかってるって~笑」

「もう…桃乃ってば…」

そりゃ心配にもなる。あの二人の鈍感さに加えてすれ違って。
あんなあきらかに両思いなのに、お互いにお互いの好きな人を勘違いしてるんだから。

「じゃあ、帰ろっか。あの2人見てたら私もなつみちゃんと二人きりでイチャイチャしたくなっちゃった…」

「っ…//し、しょうがないわね…//」

桃乃が手を差し出してくる。

「え?なに?その手」

「恋人繋ぎしてこ?なつ君になつみちゃんの手汚されたし~、上書きしたいんだよね~…」

ば、ばれてた…

「あ、ごめん…それはひまなつが悪い…」

「そうだねー。まぁ私に何も言わず男と二人であってたのは許せないけど…」

「あ、ごめん…ひまなつには貸しがあったから…」

「今回は許すけど。次からはちゃんと言ってね?じゃないと一緒に帰らないから。」

「え…」

桃乃と帰りたいのに…!あたしのばか!こういうときは…

「ごめんなさい…次からはちゃんと言うから…一緒に帰ろ…?」

桃乃の袖を掴み上目遣いで可愛い声でおねだりしてみる。ちなみにこれはひまなつから教わった技だ。なんか夜の雰囲気を作る時に使えって言われたけどそれがいつだかよく分からないからこういうときに使ってる。桃乃はこういうのに弱いから…

「っもぉ~しょうがないなぁ…//」

よかったぁ、桃乃と帰れる…!!

あたしは桃乃と恋人繋ぎをしながら帰る。

話しながら笑い合って帰るのは幸せで…。この日常を大切にしたい。

あたしはひまなつに桃乃との付き合うのを手伝ってもらった。本人には言えないけど、すごく感謝してる。
だから…今回、少しでもお返しできたなら良かったな。






[END]



以下後書き





































長編はこんな感じになります。なんかプリ小説っぽくないなと思った人は1話の「長編と短編の書き分けについて」をお読みください。

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