小説更新時間: 2024/05/22 11:56

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白猟は氷雉の娘の泡鳥を狙う

白猟は氷雉の娘の泡鳥を狙う
  • ファンタジー
  • シャボン玉みたいに
「お前さえ居なければ……!!」
ならどうして私を産んだの?
私が何をしたの?母さん……
痛い……苦しいよ……もうやめて……
「ごめんね……愛してるよ……」『………うん』
これで許してしまう私も私だとは思うけど
母さんがこうなったのは何でだろう……
私に出来る事は何だろう……

新しく中将になった子を俺らに紹介したいとの事で
センゴクさんに呼ばれた
「特にクザン……お前には必ず」
「会わせなければならない相手だ」
「どういう事よ?」「会えばわかる 入れ」
ガチャ…
『失礼致します』「!!」
その子を見て驚いた……
昔の消えた女にそっくりだったから
「その子はあんたの娘だよクザン」
『“初めまして”……で良いのでしょうか?』
『“クザン大将”』
俺は……とんでもない過ちを犯したんだ

新しく中将になったというその女は
大将「青雉」の娘だという
『別に『娘』として扱って欲しい』
『とは一切思いませんから』
そう淡々と告げた
「恨みとかはねぇのか?」『特にはありません』
『だってどうせ私は『アクマの子』ですから』
ソイツは他人ばかり優先して
自分の感情は押し殺して
そうして『自分』を保ってるような奴だった
その所為か周りから「感情の波がない」と
『水薙鳥』なんて呼ばれてた
そんなんだったら……
「アンタの娘……俺に寄越せ」
俺だったらあんな言葉は絶対ぇ言わせねぇから

私はどうせ『アクマの子』で必要とはされてない
このまま泡のように消えてしまえば良いのに
なのにどうして……
この命を投げ出せないのだろう……


不器用な鳥父娘とこれまた不器用な野犬
果たしてどうなるのか……

チャプター

全22話
37,800文字
龍の牙

龍の牙

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