目の前にそびえ立つ純白のビルには窓がなく、淡白だ
某四角いブロックを積み上げていくゲームで作ったかのような見た目をしている
隣を見てもホークスは呆れた表情をする訳でもなくいつも通りの表情で飄々と話している
本当に思っているのだろうか?
公安の中でもかなりトップ層に位置しているであろうホークスでも中に入ったことがないなんて
この前作られたとは言っていたけど本当に最近なんだろうね
いざ入ってみれば確かに大金をはたいたことが予想できるエントランスだった
天井はかなり高く、黒を基調としているデザインで、少し暖かさを感じるライトに木材が多く使われる家具が余計に高級感を感じさせる
入ってすぐにホークスと少し話していると、係員として立っているのであろうレセプションが近寄ってきた
ホークスが少し前に出てレセプションと会話を始める
会議室、ねえ
誰が来ているんだろうか
ホークスも一緒に、か…私にヒーローが着くようじゃゼーリエには何人ヒーローが着くことになるんだろうか
私とホークスは並んでレセプションについて行く。
相も変わらず高級感漂う廊下だ
廊下がこれならもう少し外見を頑張れたのではないだろうか
あれではただの豆腐だ
外見についてホークスに尋ねようと思ったが、目の前にレセプションがいる以上遠慮するしかないだろう
レセプションは足を止めずに顔だけ少し振り返り、応答する
尋ねるとレセプションは目線を少し上にあげて思い出す素振りをする
…足を止めないのはさすがだ。
9人といえば現在公安に登録されているエルフとドワーフの総数だ
本来ではもう少しいるが…
まず、「登録されている」という言い方を酷く嫌う者もいる。
しばらく会話に入れていなかったホークスが少し笑いながら指摘する。
確かにすごい矛盾だったね
案内されたのはかなり立派な扉の目の前だった。
たしか、部屋が自由自在に動く会議室だと言っていたな
でかいエレベーターに乗っているようなものなのだろうか……
ということはまだ全員が到着した訳では無いんだね。
そう言って横にいるホークスに少し目線を送る
そう言ってレセプションは深く頭を下げて姿勢をただし、去っていった。
そう言って私はドアロックになっている顔認証の機会を作動させた。
およそ2年ぶりに失礼します‼️待ってくださっていた皆様、本当にありがとうございました🥲💗
私事とはなりますが、受験中ですのであまり高い頻度で更新できないことを深くお詫び致します。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!