こえくんと一緒に星をみた橋。
そうやって、ニコッて笑う無邪気な顔が忘れられない。
なんで、れるを置いて自殺したん…?
死ぬ時までずっーと一緒って言ったよな…?
こえくんのいない世界が耐えられない…
れるも、こえくんといたいな。
そう思って、ロープに手を掛ける。
そのまま、ロープを引っ張った。
苦しい…
でも、こえくんは、もっと苦しかった。
あと少しで、この、こえくんのいない世界からさよならや。
もう、何も見えんくなった。
如月 ゆうside
会議の時間になってもれるちが現れない。
話し合って、れるちの家に来たけど、
ドアを開けた瞬間、鼻が曲がりそうな位臭かった。
リビングにいったら、れるちのタヒ体があった。
次の日、れるちの葬式、こえちむの一回忌が行われた。
天国
Relu side
良い香りがする…
こえくんのような甘い匂いが…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!