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第2話

私と貴方の出会い
21
2026/01/26 11:30 更新
あなた
っは、……はぁっ、
油断した……完全に…
「強気で煽ってきた割に弱いねぇ〜」
こんな弱い怪人に……
目の前の怪人は私にトドメを刺そうと
拳を振り上げた。
あなた
……ッ…







その時だった。


殴られる瞬間を見ないよう、目を瞑った真っ暗な視界の中






聞こえたのは私を殴る鈍い音ではなく




「ギャァァァァァア!!!!!」






怪人の悲鳴だった。
その叫び声に驚いて反射的に目を開けた時に目の前にいたのは
サイタマ
サイタマ
ふー、間に合ったな
サイタマ
サイタマ
パトロール出ててよかったぜ
あなた
……………




だめ
だめだめだめ
だめなのに
もう、人を好きにならないって決めたのに
こんなすぐ人を好きになったら
また酷い目に遭う
それはもう嫌なのに




目の前の人から目を離せられない。
黄色いスーツに真っ白のマント
いかにもヒーローという格好の人に目が釘付けになる。
サイタマ
サイタマ
なあ
あなた
サイタマ
サイタマ
大丈夫か?
そう言って手を差し伸べてくれた。
あなた
………
あなた
大丈夫です…
サイタマ
サイタマ
え、顔怖っ
私は彼の手を取った。
とても温かい、優しい手だった。
あぁ……心臓の音が聞こえていないか不安で仕方ない。
心臓がもしかしたらこのまま破裂するんじゃないかと
疑うほどにはうるさい。
サイタマ
サイタマ
すごい怪我だな、ずっと一人で戦ってたのか。
あなた
………はい。
サイタマ
サイタマ
そうか
サイタマ
サイタマ
頑張ったな
そう言って微笑んでくれる。
あぁ……やめて。
本当に好きになってしまう。
心臓の音がまた跳ね上がる
またどんどん鼓動が速くなる。
聞こえる、絶対に聞こえてしまう。
サイタマ
サイタマ
え、おい、大丈夫か?
あなた
…………ぇ
心臓の音がうるさすぎて聞こえてしまったのか……
サイタマ
サイタマ
すごい……
サイタマ
サイタマ
すごい顔してるぞ?
あなた
ぁ…………まあ、…
あなた
すいません……
いつも感情を殺しているせいで顔に我慢してる表情だけは
出るようになってしまった。きっと今も
バレないかと焦ったりこの人にドキドキしたりと
そのせいで顔を顰めていたのだろう。
サイタマ
サイタマ
いや謝らなくていいけど
サイタマ
サイタマ
ちゃんと病院行って完治させろよ?
サイタマ
サイタマ
すごい怪我なんだから
あなた
……………………はい
サイタマ
サイタマ
じゃーな
そう言って行こうとした時
あなた
あの…………!!
咄嗟に大きな声が出た。
サイタマ
サイタマ
ん?
呼ぶと、優しい声で振り返ってくれた。
あなた
名前…………
あなた
貴方の名前……教えていただけませんか…………!






もう一度、貴方に会いたくて




会った時、名を呼びたくて





サイタマ
サイタマ
俺は
サイタマ
サイタマ
趣味でヒーローをしている
サイタマ
サイタマ
サイタマだ。



















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サイタマとの出会いを書かせてもらいました。
次もこれの続き?みたいなのを書きたいと思ってます!
応援してもらえたら嬉しいです‪🫶🏻️︎💕





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