雄大Side
あれから、俺と匠海は1週間も口を聞いていない。
正直、もう限界。
俺は何日もトライした。
でも、匠海は口を聞いてくれない。
なんで…、そんな悪いことしてへんのに…。
俺は、匠海だと思い、急いで顔を上げると
申し訳なさそうにしてる威尊がいた。
威尊に少し背中を押してもらい、
俺は匠海に話しかけることにした。
…やっと、やっと返事が返ってきた。
その安心から
俺は泣いてしまった。
匠海は、腕を広げ、こっちを向いて来た。
ポスッ
いつもの匠海や。
優しい、かっこいい、歌が上手い、おバカな匠海や
…俺の胸に秘めてる感情は、
まだ、内緒にしててもええよな?
⋯── 1ヶ月後
指輪、人にくれるか?
まぁ、匠海らしくて、最高やけどね笑
まだ、俺の恋には時間がかかりそうやな〜笑
🩷🧡👼🏻✨
短くてすみません💦
お気に入り⭐️300
ありがとうございます🫶
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!