siten アラスター
私と彼女はまだ会って数ヶ月
元々彼女は流行りにばかり夢中のやつのところにいた助手なのだ
やつの隣にいた彼女はどこかつまらなそうで無表情でいつも立っていた
そんな彼女の笑ってるところが見たかった私は彼女をここに連れてきた
まぁ、連れてきた手段はいつも通り
でも彼女は連れてくる際に逃げようとしたが転んで頭を打っただから彼女は前の記憶が今はない
そうしてだいぶホテルのやつらとも慣れてきた彼女は良く笑うようになった
でも私の中でなにか、なにかが違う
彼女が他のやつと話しているとイライラしてしょうがない
ならいっそ他のやつが手を出せないように先に私のモノにしてしまえばいい
そう思った私は夜彼女の部屋に行ってみた
やはりドアから入った方が良かったらしく驚いたような表情をされてしまった
と言われたが
と返し彼女は呆れたように要件を聞いてきた
そう今日は暇つぶしではなく彼女と契約をするためにここにいるでも普通に聞いてもダメだろうだから私は彼女を酔わせて契約にもちこむことを考えた酒は得意ではないが断られることを覚悟して誘ってみた
彼女は少し黙り
と意外な返事が帰ってきた
それから下に降りハスカーと少し話しながら3人で飲んでると少し黙って彼女が
と赤い顔をして言い出したのだ
といいハスカーが彼女の方をむこうとしたから私はハスカーにその顔見せないために俯き彼女の注意を引いた
そうすると彼女はこちらをみながらハスカーの返答に
と返答していた
彼女がこちらをみて数分もしないうちに酔いが完全に回ったのか部屋に戻ろうとしていたのでそのタイミングを狙い私は
と彼女に手を向けた
彼女が私の手に触れようとするのをハスカーがとめようとするが
すでに遅く彼女の手は私の手に届いていた
そうして私は彼女と契約した
あぁこれで彼女は私のモノ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。